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King & Prince永瀬廉、多忙な1年を経て身に付いた安定感「もっと気楽でいい」

いつでも頼れる人がいるから「辛いと思ったことはない」

映画『真夜中乙女戦争』に出演する池田エライザ(C)2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

映画『真夜中乙女戦争』に出演する池田エライザ(C)2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

 設定では“私”は大学生。すでに社会に出て働いている永瀬からみて、モラトリアム特有のもがきのなかにいる“私”はどう映るのか。「もっと気楽に。もっと気楽だったら楽になると思います。“私”は余裕がないので、物事に対して、素直になれなくなったり、そこにもある種の共感を得ることができました。『もっと気楽でいいんだよ』と伝えたいです。

作家・Fによる『真夜中乙女戦争』原作書影 (C)2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

作家・Fによる『真夜中乙女戦争』原作書影 (C)2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

 僕も、背負い込むと変に力が入ってしまい、リラックスしていたときの方が力を発揮できたのでは、と思うことがありました。今は硬かったものがほぐされていきつつある。僕だけではないと思いますが、楽しく仕事をしたいじゃないですか。考えすぎは良くない。頑張るところは頑張りますが、フラットにいけたらいいのかな、と思います」といい意味で肩の力が抜けている。

 この1年を振り返ってみても「確かに2021年が人生で一番忙しかったです。作品を抱えながら同時進行で、『24時間テレビ』もあり、シングルやアルバム、グループとの打ち合わせも多くて。でもそれだけ仕事をしていたから、『気楽に』ということにも気付けました。仕事がたくさんあったからこそ、一つ一つにはリラックスして臨めたと思います。テレビ番組に出演するときも宣伝しなきゃ、いいところを見せなきゃ、ではなくて番組を楽しもう、と掴みかけている感覚があります。そこは変わりました」と実感を語る。

 朝ドラで演じた役柄でも一種“闇”を抱えた人物でもあったが「どの作品でもやりがいはあって、全然違うキャラクターで抱えているものの種類が違います。『今回はこういう感じなのか』というワクワクが変化していて。これからも演じる機会があれば、それが一番楽しみです」と新たな役との出会いにも胸を躍らせる。
 
 “私”のように思い詰めたりしてしまうことないのか。「確かに“私”のように寝る前はいろいろ考えたりもしますが、“私”ほど悩んだりはしないです。誰かに頼ったり友達もいるし、心の支えがあるので、僕は辛いと思ったことはない。人と会ったり話したりすることが一番のリフレッシュですね」と軽やかな笑みをみせた。

映画『真夜中乙女戦争』本予告ロングVer.

最悪のハッピーエンドへー 映画『真夜中乙女戦争』本予告ロングVer.

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