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次に見たい韓国ドラマ!甘酸っぱい“元同級生”の再会、美男美女のドタバタ恋模様などラブストーリー3選【ハングクTIMES Vol.40】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
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『コンビニのセッピョル』

こんにちは。韓ドラ大好きライターのなかまるです。今月は、ラブストーリーが豊作! ヒット作に出演している人気俳優たちが新たな顔を見せてくれたり、こちらにまで幸せな気持ちや苦しみが伝染してしまうようなシーンが溢れていたりと、ドラマファンをとりこにする作品が多かったです。早速、特におすすめしたい3作品『その年、私たちは』、『コンビニのセッピョル』、『スノードロップ』をご紹介します。
※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください

文:中丸史華

Pick1 主演二人のケミが話題『その年、私たちは』

高校時代に撮影した“学年1位とビリが1ヶ月間一緒に生活する”というドキュメンタリーの共演をきっかけに恋人となったチェ・ウンとクク・ヨンス。しかし気持ちのすれ違いの末、二人は別れてしまいます。そして10年後、高校時代のドキュメンタリーがなぜか再ヒット! 卒業後は完璧に他人として生きてきた二人ですが、さまざまな理由からまた新しく現在の生活を撮影することに……。

初々しい初恋の記憶を遡りながら描かれる、大人になった二人の恋愛模様に、心臓がきゅうんとなること間違いなし。遠回しにしか表現できない不器用な姿や、純粋すぎて空回りする気持ちなど、「共感する!」という人が続出しています。正反対の性格の二人が反発し合い、お互いを避けるほど引き付け合う、運命的な縁にときめいちゃいましょう!
惹かれ合う正反対のウンとヨンスを演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクと『梨泰院クラス』のキム・ダミ。映画『魔女』で共演した経験のある二人ですが、その際に見せた演技と全く異なる雰囲気なのも見どころです。

二人とも、冷たさも温かさもある、ちょっと癖のある性格の役ですが、息がぴったり。「ケミがいい!」(=韓国スラングで「とても相性がいい」という意味)との声が多いのも、納得です。お互いの気持ちを分かり合えるようで分かり合えない……。そんな絶妙な心の動きさえもすっと感じられる自然なやりとりに目が離せません!
ウンを演じるチェ・ウシク。あまりラブコメディのイメージがない彼ですが、こんなにも魅力があったのかと驚かされるはず。いたずらっ子な一面も、真剣に絵を描く姿も、ヨンスのことが大好きなんだなと感じる眼差しもどれも素敵です。
ヨンスを演じる、キム・ダミ。『梨泰院クラス』の強烈な女性イメージを一新するかのように、不器用で可愛げのあるコミカルな一面や、現実にひたむきに向き合う姿が印象的です。毒舌だけど、仕事がとってもできて、後輩や社長からさえも一目置かれる存在、憧れちゃいます……
ウンとヨンスの同級生で二人を見守りつつ、10年後ドキュメンタリー監督となってメガホンを取ることになったジウンを演じるのは、ミュージカル出身俳優のキム・ソンチョル。『刑務所のルールブック』や『アスダル年代記』などの助演でインパクトを残し、注目が高まっている俳優の一人です。いつも無表情で、何かに腹を立てているようにも、何も考えていないようにも見えるクールな演技が、今後ストーリーとどんな化学反応を起こしてくれるのかにも期待したいです。
▼作品情報
『その年、私たちは』
配信:Netflixで独占配信中
日本での配信開始日:2021年12月6日
話数:全16話(順次配信中)
出演:チェ・ウシク、キム・ダミ、キム・ソンチョル 他

Pick2 ダメダメ店長×パワフルバイト『コンビニのセッピョル』

大手企業を辞めてコンビニを経営しているチェ・デヒョン。彼のもとを、ケンカは負け知らずな元不良少女のチョン・セッピョルが夜間アルバイトとして訪れます。実はセッピョルは不良だった高校生の頃にデヒョンと偶然会ったことがあり、ひょんなことからキスまでした関係でした。最初は断ろうとしたデヒョンですが、結局彼女を雇うことに。
セッピョルが働き始めてから、その抜群の営業力でコンビニにはどんどんお客さんが訪れ、個性豊かな友人たちも集まり、24時間予測不可能なことが勃発します。スーパーイケメンなのに冴えない心優しいデヒョンと、元不良で個性もケンカも超強いのに美人で仕事ができるセッピョルの、4次元で不思議なふわふわラブコメディに癒やされまくりです!
ちょっぴり間抜けでお人よしなデヒョンを演じたのは、『ヒーラー 〜最高の恋人〜』や『THE K2〜キミだけを守りたい〜』で、アクションなど高い演技力とセクシーさや甘いマスクで視聴者を虜にした、チ・チャンウク。今まで少しヘタレな役を演じたことはあっても、ここまでコメディにふった演技はなかったように思います。ダメダメなデヒョンも、彼の魅力でなんだか癒やしの存在に見えてくるから、あら不思議。セッピョル役のキム・ユジョンと並ぶと美男美女すぎて、画面が眩しく感じることも多かったです。とにかく眼福です。
元不良のアルバイト、セッピョルを演じたのは、4歳でデビューし子役時代から大活躍しているキム・ユジョン。『太陽を抱く月』でメインキャストの子供時代を熱演し一気に名を轟かせると、『雲が描いた月明かり』や『とにかく熱く仕事しろ』で主演を努めるなど、大活躍の22歳です。子役の頃からとっても可愛かったのですが、最近さらに大人の魅力も加わり一際美しい女優さんに。 今までは不器用だけどしっかりした役が多かったので、今作の愛嬌をストレートに表現する様子や、元不良としてのアクションシーンは、とっても新鮮! 毎回、セッピョルが悪者をやっつける時に披露する「花言葉」も印象的で面白いので、必見です!
セッピョルの恋のライバル役に元Secretのハン・ソナや、ヒョンの恋のライバル役に『この恋ははじめてだから』や『ただ愛する仲』で着実にキャリアを積んでいる、エクボが魅力の俳優キム・ミンギュと、豪華なキャスト陣も見どころです!
▼作品情報
『コンビニのセッピョル』
配信:U-NEXT
日本での配信開始日
2022年1月26日(第1話〜第12話)
2022年2月16日(第13話〜第24話)
話数:全24話
価格:各220円(税込)/視聴期限:2日間
出演:チ・チャンウク、キム・ユジョン ほか

Pick3 抗えない運命を背負った二人『スノードロップ』

1987年民主化運動の激動のなか、突然、女子大の寮に飛び込んできた血まみれの男。それは偶然にも、寮に住む女子大生のヨンロが数日前に参加した合コンで一目惚れしたスホでした。ヨンロは、寮の厳しい監視の中、彼をかばい介抱します。だんだんと二人は惹かれ合っていきますが、スホは実は北朝鮮の工作員(スパイ)。そして、ヨンロにも隠していた秘密がありました……。抗えない運命を背負った二人の切ないラブストーリーと、それを引き立てる80年代を想起させるレトロな建物や衣装の世界観は要チェックです!
どこか影のあるスホを演じたのは、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』で“国民の年下男子”として一世を風靡したチョン・ヘイン。ヌナ(年上のお姉さん)キラー的役柄を演じることが多かったのですが、ついに年上の大人のお兄さん役! 鍛え上げられた肉体や、隙があるようで隙がない工作員ならではのドキッとする役作りも見逃せません。
愛くるしさも勇敢さもある女子大生ヨンロを演じたのは、演技に初挑戦するアイドルグループBLACK PINKのジス。初めての演技とは思えないほど、視線や表情が豊かで驚きです! ヨンロは、普段は天真爛漫だけど、ちゃんと相手のことを思いやることができて判断力にも優れている役柄。演技からひしひしとそれが伝わってきます。寮の仲間も彼女に頼まれると許してしまうような、そしてスホにも愛おしいと思わせてしまうような愛らしい雰囲気はジスにピッタリで、見ているこちらもメロメロです!
▼作品情報
『スノードロップ』
配信:Disney+ (ディズニープラス)
日本での配信開始日:2021年12月19日
話数:16話(順次配信中)
出演:キム・ジス(BLACK PINK)、チョン・へイン 他
今月のドラマPickはいかがでしたか? やっぱり寒い冬にはほくほく温まる恋愛ドラマがぴったり。トキメキやドキドキで心からあったかくなっちゃいましょう!
ライタープロフィール
中丸史華
出版社で書籍の編集者として働いたのち、IT企業にてwebメディアの編集者に。韓国カルチャー好きがこうじて、韓国関連の執筆活動も行なっている。趣味は、渡韓時のスケジュールを細か〜くたてること(現在は妄想TRIP…)。生粋の韓ドラオタクで今までの視聴作品は300ほど。インスタグラム【@punnikouri】。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(1月7日掲載)

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