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みんなプールで修行僧に? “小学生あるある”「地獄のシャワー」の苦い思い出

小学生あるある「プールのときの地獄のシャワー」(画像提供:えなり)

小学生あるある「プールのときの地獄のシャワー」(画像提供:えなり)

 「先生、トイレ!」「先生はトイレではありません」。そんな”お決まりのやりとり”が繰り広げられた小学生時代。「難解すぎる”恋のおまじない”が流行った」「学年に一人は、年中半袖短パンの子がいる」「プールに入る前に、腰まで浸かる消毒池のようなところに入らされた」…そんな、懐かしい思い出が蘇る”小学生あるある”をつづった漫画がインスタグラムに投稿された。

みんなプールで修行僧のようになる「地獄のシャワー」

 作者のえなりさん(@enari_manga)が特に印象に残っているのは、プールに入る前に浴びる「地獄のシャワー」。小学校のプールのシャワーは「特に冷たかった」と漫画で振り返っている。

 プール前に浴びる「地獄のシャワー」は、夏なのに震えるくらい冷たすぎて、悲鳴があがったり、修行の真似事をしてお経を唱え出すひょうきんな人も。”腰洗い槽”という塩素臭が漂う浴槽のような通路を通らなければならなかったり、プールから上がったあとは、蛇口が上を向いている独特な形状の水場で目を洗うというのも慣例だった。

 現在は温水シャワーが増えていたり、水をろ過する装置が付いているプールが増えていたり、角膜を傷つける恐れがあることから長く目を洗うことも推奨されなくなった。あの頃の習慣は今、ほぼ姿を消しているようだ。

 特にプールの話題には「漫画を読んでるだけで冷たさが伝わってきた」「眼球にシャワーするの、今思うと笑える」「息子がプールの日に話してくれるけど、今もシャワー冷たいところはあるらしい」などとたくさんの反響が集まった。

「恋のおまじない」に「バリア」のルールも 思い出すを笑える小学生あるある

 他にも、完遂するのが難しい”恋のおまじない”、鬼ごっこでの”バリア”など様々な小学生あるあるが。

 好きな相手に話し掛ける、仲良くなる…といったアプローチではなく、「小指の爪を7mm伸ばしてから切ると願いが叶う。それをやって両想いに…」「シャーペンを、自分の名前と相手の名前の文字数分カチカチして、使い切れば両想いになれる」「消しゴムに好きな人の名前を書いて、誰にもバレずに使い切る」といった恋のおまじないがあった。ただし、おまじない自体の難易度も高かった。

 追いかけっこ系の遊びをする時は、とりあえず「バリア」をしておけば助かったというのも懐かしい記憶に。タッチされる瞬間に、手をクロスして「バリア!」と叫ぶと守られるというルールだ。バリアを全員から使われて、なかなか鬼から脱することができなかったり、都合が悪くなると「1抜け」と言って遊び自体をやめてしまう子がいたりした。えなりさんは、「漫画には入れられなかったですが、謎に何かを極めている子も多かった」と話す。

 「高速でペン回しができたり、うんていをする時の速さが尋常ではなかったり、カタツムリを異常なほど捕まえられる子がいたり。私は、低学年までドッジボール怖すぎて逃げまくって最後残りがちなタイプでしたが、高学年なってから謎に目覚めてドッジボールばっかりやってる系女子になりました(笑)」

 あるあるは地域ごとにも特色がある様子。年末年始で気心の知れた当時の仲間と会う人もいるかもしれない。過去にどんな”あるある”があったのか話してみるのも一興ではないか。

えなりさんの漫画はインスタグラムで更新中!
Instagram:https://www.instagram.com/enari_manga/(外部サイト)
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