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純烈が中高年の“デジタル化”に一役?「覚えてしまえばすごく一途」「老眼が進まないかだけ心配」

純烈

 4度目の出場となる『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)や『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)など、年末を忙しく過ごす純烈。スーパー銭湯アイドルとして、ファンとの密なコミュニケーションをすることで知られてきた彼らだが、コロナ禍においてはそこにも変化が起こっていた。試行錯誤をする中で、純烈が見つけた新たな“動き方”、そしてファンの間で起こっているある変化とは? 純烈が日本の中高年のデジタル化を促進する…かもしれない。

動けなかった2020年、今年は地方自治体とともに「おじいちゃん、おばあちゃんの娯楽を」

──純烈といえばお客さんとのコミュニケーションが持ち味ですが、近年のコロナ禍で活動に変化はありましたか?

酒井一圭 2020年は客席に降りていくことができなくなり、3月からはステージも中止。11月に一度、配信ライブができただけでした。でも2021年は、なんとかたくさんのステージをやってこれたんです。地方自治体の方々も、「どうやって地元のおじいちゃん、おばあちゃんの娯楽を生み出せるか?」を考えてくださって、入念な感染対策をとった上で、純烈を呼んでくださいました。

 なかなか動けない時期にも、活動を再開するときのためにいろいろと準備をしてきました。だからこそ、世の中が動き始めて早々に明治座で初主演舞台ができたり、主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』を公開できたりしたんだと思います。おかげですごく充実した1年でしたね。

──コロナ中に準備してきたものが、実を結んだ1年でもあったわけですね。

酒井一圭 そうですね。また、グループで動くこと自体が密になるので、テレビなどではあえてメンバーの“バラ売り”をして。後上が『アタック25』の芸能人大会で優勝したり、白川は釣り番組が始まったり、小田井は『王様のブランチ』でリモート出演するLiLiCoさんと一緒に映ったり(笑)。その結果、「純烈って楽しい人たちだな」と思っていただけたみたいで、お笑い芸人さんたちがネタで使ってくれるようにもなりました。ステージを見に来てくれる方の中にも、若い人たちが増えたんですよね。

「純烈のファンの人たちもLINEをやるようになったんだ…」、感慨深い思い

──とはいえ、ファンとの密な接触は難しかった1年、試行錯誤したことも多かったと思います。代わりに、SNSを活用した“ふれあい方”や、LINEオープンチャットでは『純烈部屋』も開設しました。始めてみていかがでしたか?

後上翔太 最初はどんなふうにやればいいのかわからなかったんですが、「純烈のグループLINEをファンの方が覗くイメージ」とアドバイスされて。じゃあ、もう普段の自分の感じでいいや!と思って。僕はほぼスタンプばっかり、誰かの投稿に対して「wwww」ばっかりになってるという(笑)。そういう自然な僕らのやりとりを覗き見る感じが、見る人にハマってくれたら嬉しいなと思います。3700人以上いる参加者の中で(12月23日現在)、選ばれた6人の方だけが発言権を持っているんですが、発言できない人たちもコメント欄でワイワイしていて。すごく楽しいなと思います。

小田井涼平 純烈のファンの人たちもLINEをやるようになったんだと思うと、非常に感慨深いですね(笑)。ここではファンの方への質問募集もしやすいので、これから何かに生かすこともできると思うんですよ。正直、純烈にはファンクラブの公式サイトもあるし、Twitterもあるし、どう差別化すればいいのか最初はわからなかったんです。でも今は中身が見えてきて、アイデアによっていろんな使い方ができると思っていて。Twitterのように公にならないぶん、ファン方の本音が聞けるのはいいなと思います。

白川裕二郎 僕は…そういうのはあまり見ないんですよねぇ。僕がやらなくても、メンバーのみんながやってくれるじゃないですか(笑)。というか、ついていけてないんです…。

酒井一圭 彼は超アナログなので!(笑)。

覚えたら一途な中高年層、「熱意がデジタル化して、さらに活性化するんでしょうね!」

──しかしファンのみなさん、中高年とは思えない対応力を見せていますね。

酒井一圭 本当にすごいですよね。純烈ファン世代の方々は、最初は新しいものになかなか手を出さないんですが、覚えてしまうとすごく一途なんだと思うんです。先日、純烈スタンプを発表したんですが、おそらくみなさん誰彼関係なく送り倒してるはずなんです(笑)。僕の母は60代後半なんですけど、「LINEスタンプなんて発売するから、こんな状況になってる!」と妹からクレームが来て。母が妹に、俺のスタンプを送りまくっているスクショが送られてきたときに、これが全国で行われているんだろうなぁ…と思いました(笑)。体調を心配する息子に、純烈スタンプの「元気です!」を連続で送るような…(笑)。

後上翔太 元気すぎる!(笑)。

小田井涼平 みなさんマメだから、ファンレターも山ほど届くんです。それがデジタルになったら、もっと簡単に送れるわけでしょ? コメントを書くのもラクだし。

後上翔太 だいぶ分厚いお手紙をくれる方もいて、すごいなぁ!っていつも思います。

酒井一圭 その熱意がデジタル化して、さらに活性化するんでしょうね!

小田井涼平 でもあれをスマホの画面でやるわけでしょ? 老眼が進まないかなぁ、と心配で。

後上翔太 フリック打ちなのかどうかも知りたいですね(笑)。

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