“10周年”Sexy Zone、グループの歴史をおさらい キラキラの裏にある“ギラギラ”【前編】

 2021年11月16日、CDデビュー10周年を迎えるSexy Zone。10年前、突如集められ、「グループ」という人生をともに歩んでいくこととなった彼ら。「エリート」と称えらえた華々しいデビューの一方、若い背中で背負うにはきっと重かっただろうプレッシャーと不安。10年の月日もまた、決して平坦ではなかった。それでも1日、1ヶ月、1年と絆を深め、一つ二つと重ね合わせてきた5人の少年の夢。前編では、Sexy Zoneの軌跡を振り返る。

突然現れた“王子様” サプライズではじまった5人の1ページ目

 「その日」は突然訪れた。2011年9月29日、帝国劇場にて行われた新グループ結成とデビュー発表。王子様風の衣装を身にまとい登場したのは、中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉の5人。グループ名は「Sexy Zone」――「マイケル・ジャクソンのようなセクシーさを持つグループに」という意味を込めたものだ。

 会見後まもなく『帝劇 Johnnys Imperial Theatre Special「Kis-My-Ft2 with ジャニーズJr.」』にて初披露したデビュー曲「Sexy Zone」。ジャニー喜多川氏のアイデアで、急きょパフォーマンスに薔薇が取り入れられた。曲中に佐藤が囁(ささや)くセリフ「sexy rose」と相まって、薔薇はSexy Zoneを象徴するものとなる。

「Sexy Zone」 Music Video (short ver.)

 同曲は『ワールドカップバレーボール2011』のイメージソングに起用され、メンバーは同大会スペシャルサポーターに就任。V6、嵐、NEWSに続く、いわゆる「バレーボールデビュー組」である。とあればメンバー選出のサプライズにも合点がいくが、実際のところ、すぐには受け入れることができないファンも少なくなかった。

 当時「ふまけん」コンビとして圧倒的な人気を誇っていた中島と菊池。ドラマ出演も果たしているほか、Jr.内ユニット「B.I.Shadow」のメンバーとして、のちに「NYC boys」の一員として、CDシングルにも参加している。

 一方、年少組の佐藤、松島、マリウスは新星だった。キラリと光るものを持っているのは誰の目にも明らかで、バックダンサーとしての立ち位置も少しずつ前進し、トークを振られる機会も増えてきたころ。まさに「これから」という段階で、ジャニーズJr.としてのステップを一気に飛び越え、迎えたデビュー。熱心なファンもまだまだ多いとはいえない状況。彼ら自身も不安を抱えていただろうことは想像に難くない。

 とはいえ、ジャニーズ事務所に入ったならば誰もが掴みたい「デビュー」。佐藤以外の4人は自ら志願しての入所であるから、まさに掴み取った形だ。「結成発表から1ヶ月半でのCDデビュー」という驚異の記録は、ジャニーズ史上いまだ破られていない。

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