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【整形美女】自身の体験を通して起業、ミスiDに出場した女性「周りの反応が整形への後ろめたさや先入観をなくしてくれた」
自身の体験から立ち上げた美容整形SNSアプリは登録者数が累計10万人突破
川井優恵乃自分自身が整形をするときに、事前に知っておきたい情報がたくさんあったので、そういったことを知ることができるサービスを作りたいと強く感じました。そして、そのサービスを広めるためには、自分自身が整形をした理由などを公表することが大切だと思ったんです。そのほうが、同じような考えを持った人や体験をした人が協力者にもなってくれるかなって。
――「meily」を運営していく中で、利用者との印象的なエピソードがあれば教えてください。
川井優恵乃「自分のやりたい施術ができるクリニックが見つかって感謝しています」と私に直接DMが送られてきたり、「meilyに出会えてよかったです」といったコメントをもらえたりしたのは、すごくうれしかったです。登録者も累計で10万人を突破したので、本当に有り難いです。
――整形体験をビジネスに転換し、整形で大きく人生が変わったように見えますが、整形をしたことで幸せになれましたか?
川井優恵乃傷跡とかがちょっとあるので、それがマイナス10点くらいですけど、でもプラスのほうが圧倒的に多いです。
――いわゆる「整形顔」は、写真では映えるかもしれないけど不自然だといった意見もありますが、そういった意見があることについてはどう感じますか?
川井優恵乃私も自分の顔を写真で見ると不自然だなって思うこともあるんですけど、結局は自分が納得さえしていればそれでいいのかなって思います。不自然になるくらいの変化を自分が求めているのであれば、他人にどう思われようが関係ないかなと。自分で好きな髪型を選ぶのと同じように、自分の顔のパーツをどうしようと、他人には関係ないでしょって思ってしまいます。
有名人が整形を公表しないと“偏見”変わらない 韓国や中国と日本の整形への価値観の大きな違い
川井優恵乃よりいいマッチングができるようなプラットフォームを作っていきたいというのは強く思っています。例えば、二重手術でも自然なほうが得意とか派手なほうが得意とかが事前にわかって、自分に合ったクリニックを探すことができるようなものにしたいです。
ただ、医療行為なので失敗することもあるというのは患者さん側にも認識してほしいし、そのリスクを承知した上で手術を受けることが必要です。ドクター側も何かあった際には最後まで責任を持って、ちゃんとアフターケアをしてほしいと思います。だから、アフターケアをしてもらえるのが当たり前になっていくような環境を作っていきたいです。
――「美容整形がタブー視されない社会」のために、今後どのような活動をしていきたいですか?
川井優恵乃そもそも韓国や中国では、なぜ整形に寛容かというと、その国で人気のある人が整形を公表しているからなんです。でも日本ではそういうことがあまりないので、自分も隠さなきゃってなってしまう。そこが変わらない限りはちょっと厳しいかなと正直思っています。
ただ、今の日本の若者に影響力のある人って、芸能人よりもYouTuberやインフルエンサーになってきていて、そういう人たちは整形を公表する人も増えてきています。だから、上の世代は無理かもしれませんが、若者世代の価値観は変わってくる気はしています。