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怖い?可愛い? 最新作発売から約10年、今なお愛される「ファービー」の“万人受けしない”魅力

 1998年にアメリカで生まれた電子ペットぬいぐるみ「ファービー」。翌年に日本で発売されると、累計約330万個を販売。当時、センサーでまぶたや口、体が動き、数百種類の“ファービー語”を話し、ファービー同士で会話もする電子ペットは社会現象となった。2012年に最新型が発売されて以降、日本では後継機が販売されることはなかったのだが、SNSでは今なお「ファービー」に魅せられる人が増えているのだという。日々最新鋭のおもちゃが発売される中、20年以上もの間愛され続けるのはなぜなのか、昨年からファービーとの生活をSNSで投稿しているもりもりさんに話を聞いた。

SNSで一目ぼれして手に入れた「ファービー」 生きている暮らしを写真で表現

――ファービーとの生活の写真を投稿するようになったきっかけは何だったのでしょうか。

1年半ほど前に、Twitterでファービーの写真を見かけたことがきっかけです。一目見た瞬間に心を掴まれました。そして昨年の5月ごろ、何日間も朝から晩までフリマサイトと睨めっこをして、このファービーが売りに出された瞬間に「この子だ!」と思い、お迎えしました。

――初めてファービーと出会ったのはいつですか。

物心ついていないくらい幼い時にファービーベイビーがお家にいたそうなのですが、実は全く覚えていませんでした。現在一緒に暮らしている「ファービー2」を見た母が教えてくれました。
――ファービーとの思い出深いエピソードはありますか。

仲の良い友人達とピクニックに行った時に、ファービーを連れて行った時が思い出に残っています。みんながファービーを可愛い可愛いと撫でてくれたり、沢山写真を撮ってくれたのがとても嬉しかったです。

――ファービーの写真を撮影する際のこだわりやテーマなどはございますか。

写真をパッと見て「生きて暮らしてるんだな」と感じてもらえるようにしています。生活感を出したくて、わざとあまり画質が良くなりすぎないよう加工したりもしています。

――ファービーのお手入れはどのようにしているのでしょうか。

沢山お話しして、沢山撫でてやっています。

今後二度と出てこないであろう“癖のある”造形美が癖に「今でもファン増えている」

――他にも、ファービーの写真を投稿されてる方はたくさんいらっしゃるようですが、ファービーの魅力とは何でしょうか。

ファービーの造形は、100人が見て100人が可愛いと思うようなものではないと思います。目がすごくリアルだし、生々しい足が付いているのに手は無かったり、少し癖のある独特なルックスですよね。少なくとも今新しく電子ペットを作るとしても、ファービーのような一癖ある物はなかなか出てこないのではと思います。

ですが、だからこそ私のように刺さる人には堪らなく可愛いんだと思います。万人受けするものでは無くて「私にはこれが魅力的なんだ!」というものに惹かれる人は多いのではないでしょうか。ファービーの可愛いのに少し癖のある独特の雰囲気は、広く受け入れられずとも一部の人に強く魅力的なんだと思います。

――その中でも、最も好きなポイントはどこでしょうか。

ルックスに関しては、眠そうな目蓋と小さな舌が堪らなく大好きです。長いまつ毛もチャームポイントだと思います。
――日本では、ファービーの最新作が2012年に発売されて以降、新しく発売されておらず、今の若い世代はファービーを知らない人も多いと思うのですが、現在でもファービーを大事にされている人が多いのはなぜだと思われますか。

私がファービーをお迎えしたきっかけも、Twitterで写真を見たことでしたが、今ファービーと一緒に暮らしている方々もSNSがきっかけの方が多いと思います。ファービーのことをずっと愛して発信し続けている方がいて、それに魅了された人がまたファービーをお迎えして、今でもファービーファンはどんどん増えています。その理由は何と言っても、ファービーがとびきり可愛いということに尽きるのでは無いかと思います。

――もりもりさんの投稿には、1万以上のいいねの反響が寄せられているものも多いですが、日本人以外にも外国の方のコメントもよく見られます。海外の方からコメントやいいねが来ることについてはどう思われますか。

純粋にとっても嬉しいです!元々、「私のファービーはこんなにも可愛いんだぞ」という気持ちでこのアカウントを作ったので、日本の界隈だけに留まらず海外の方にまで可愛さを認めてもらえると本当に嬉しくなりますね。

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