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物語の主人公になれた気分…娘の夢を叶えた父親の加工写真が素敵すぎる「楽しい思い出を残してあげたい」

 娘を被写体にしたKogameさんの写真が、「まるで映画の世界」とSNSで話題になった。「娘の希望を聞いて父親がレタッチしたらこうなりました」と映画のワンシーンのような写真は、微笑ましい親子の共同作業によるもの。普段は会社員として働くKogameさんは、写真が趣味で気が向いたら娘さんと撮影に出かけるそうだ。どのように写真を撮影し、レタッチしているのか、微笑ましい親子の関係性も聞いた。

「自分が物語の主人公になれたよう…」現実にあったらいいなと思う作品を目指している

――娘さんの要望によるレタッチだったとのことですが、具体的にはどのような要望があったのでしょうか?

Kogameさん 家でストロボの試し撮りをしていたら面白いポーズの写真が撮れたので、そこから何かに使えないかな? と思ったことがきっかけでした。作成する際に、「どんな動物がいい?」など意見を聞いてイメージを具体的にしていきました。作成途中に娘から「羽が欲しい」などの要望があり、どんどん意見を取り入れた結果です。

――レタッチが出来上がった写真について、娘さんはどのように言っていましたか?

Kogameさん 自分が物語の主人公になれたような気分だったそうです。好きな動物と一緒に写っていることを喜んでいました。

――SNSでは、「まるで映画の世界」「重厚な物語のワンシーンみたいで素敵」とその完成度の高さが話題になりました。幻想的な世界観を作るための秘訣を教えてください。

Kogameさん 撮影時は、あまりポーズなどの指定をしないようにしています。こちらから指定してしまうと、ぎこちない感じになってしまうので、なるべく自由に動いてもらい自然な感じを目指しています。映画やドラマのポスターではなく、ワンシーンを切り取るようなイメージです。レタッチは、光と陰の方向と素材の質感を意識し、いかにも合成したような写真にならないように気をつけています。私がファンタジー好きなので、映画やゲームの影響は多分に受けており、「現実にあったらいいな」と思ってもらえるような作品を目指しています。

――撮影する際は、題材などを決めているのでしょうか? どのように撮影し、レタッチをしているのか教えてください。

Kogameさん 映画の影響を強く受けています。完成をイメージして撮影する場合と、撮影後にイメージが湧くパターンと半々くらいです。今回の作品は撮影後にイメージが湧いたケースですが、ポーズが面白くて“このポーズならどんなストーリーが合うかな?”と想像し、娘にも意見を聞きつつ徐々にイメージを固めていきます。

父と娘の信頼関係は抜群「証明写真はお父さんに撮ってもらう」

――「役になりきってる」「娘さんの表情とポージングも素晴らしい」と娘さんの表情にも注目が集まりました。写真を撮られる際の娘さんはどんな様子ですか?

Kogameさん 自然な感じにしたいので、ポーズの指示はあまり細かくしないようにしています。指示を出すとしても「ここからここまで歩いてみて」「このあたりで好きに動いてていいよ」といった感じです。その方が、思いがけないポーズや表情をしてくれることが多いです。たまにスイッチが入ると親でもビックリするような表情や仕草をするので、その一瞬を撮ることが楽しみです。

――何歳から娘さんを被写体とした作品を作っていますか?

Kogameさん 娘が5歳頃からでしょうか。『アナと雪の女王』や『魔女の宅急便』など好んで観ており、魔法に対する憧れがあったようです。その頃は、簡単なレタッチで手から雪を出したり、水の羽根をつけたりしていました。

――写真について娘さんはどのように言っていますか?

Kogameさん 見慣れているためか、あまり特別なものとは思っていないようです。ただ、「証明写真はお父さんに撮ってもらう」と言っているので、信頼はされているようです。

――SNSでは、「娘さんへの愛を感じる」といったコメントも寄せられています。思春期になると恥ずかしさや親子のやり取りも変わってくるのかと思いますがいかがでしょうか?

Kogameさん 幼少の頃より撮影しているので、それが当たり前として受け入れられているように思います。今でも「撮影いくー?」「いいよー」くらいの感覚で付いてきてくれます。

共通の趣味も多い娘とは友だちに近い感覚、時間があれば一緒に遊ぶ気を使わない相手

――親子で共通の趣味があるのは、とても羨ましいです。

Kogameさん 親子というよりも友だちに近い感覚かも知れません。絵も好きなので、幼少期は描き方を教えたり、一緒に描いていましたが、今では娘の方が上手です。また、山登りが趣味なので一緒に登っています。2000〜3000メートル級の山にほぼ毎年のように行き、テントに泊まり2、3日山の上で過ごしたりもします。他にもボルダリングやスケボー、ゲームを一緒にしたりとお互いに遊び相手のような感じです。いつも一緒というわけではないのですが、時間があれば遊ぶくらいの気を使わない相手です。

――Kogameさんが、「写真は娘との楽しい思い出になるので、たくさん残してあげたいなと思っています」とコメントされていました。娘さんが成長し、ご本人や家族にとっても良い思い出として残りますがいかがでしょうか?

Kogameさん 写真は家族の共通の話題であり、いつでも当時のことを思い出すことができます。写真はスマホやタブレットからオンラインでいつでも見れるようにしているので、よく家族で「あの時はこうだったね」と話しています。

――娘さんのフォトアルバムを作ったりしますか?

Kogameさん 昔はフォトブックを作ったりしていましたが、今はオンラインストレージに入れています。遠方の祖父母にも共有しており、いつも写真を楽しみにしてくれています。

――娘さんを被写体とした写真制作は、娘さんが何歳ぐらいまで続けてたいですか?

Kogameさん 「いつまでも」と言いたいところですが、小学生までと考えています。中学生になるといろいろと忙しいでしょうし、父親と一緒に行動している姿が想像できません(笑)。
◆KogameさんのTwitterはこちら⇒(外部サイト)
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