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『全裸監督』の監督「世界に向けて“不届き”な作品を」 国内の映像業界は“人材”の宝庫
視聴者に叱られることは当たり前「私たちの仕事自体が“不届き”な仕事」
演じるのは山田孝之。24日から配信されるシーズン2では、高度成長期に乱痴気騒ぎをしていた彼らがバブル崩壊によってどんどん落ちていく姿が描かれる。2019年に配信された『全裸監督 シーズン1』は瞬く間に世界中で話題に。インスタグラムなどでは村西の姿のマネをしておどける視聴者などもおり、「主人公や登場人物に愛着を持って、同じ格好をするっていうのはそうそうあることではないので、面白がってもらえて良かった」と顔をほころばせる。
大ヒットを受けての続編制作へのプレッシャーもなかったと言う。「逆にやらなきゃ損です。私が思いついたこと、人のアイデア、やるべきこと撮るべきものを撮れる環境ですので。ただ、ユーザーからお叱りの言葉もいろいろ頂きました。『こんなふざけた作品作ってんじゃねえよ』とか。でも、我々は叱られることは当たり前の世界で仕事をしていますから。そもそも私たちの仕事自体が“不届き”な仕事なのです」