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誕生を機に“赤ちゃん一色のフォルダ”に激変 共感殺到に「写真フォルダには人生が詰まっている」
←生まれる前 生まれた後→ pic.twitter.com/w2e96VWCRb
? たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 19, 2021
赤ちゃんをきれいに撮りたくてiPhoneのスペックアップ
おおのありがとうございます。今回のイラストのモデルにしたのは1人目の時で、ずっと2人だったところに赤ちゃんが生まれたのを境にガラッとフォルダの写真が変わったのが自分でも面白かったです。
――デート風景や趣味、料理の写真から、フォルダが赤ちゃん一色に変わってしまうのは“親あるある”ですね。
おおの2人目が生まれた後も、その瞬間から赤ちゃんのアップ写真だらけになりました。
――お子さんが生まれることをキッカケに、買ったものがあるとか?
おおの僕が使っていたスマホはiPhone7だったのですが、妻が新しい機種を使っていてその写真がきれいだったので赤ちゃんをきれいに撮りたいがためにiPhone12へ機種変更しました。
おおの僕と同じような経験を持つ方のコメントや実際イラストと全く同じような写真があったりして僕自身が癒やされました。
――赤ちゃん以外の写真についてのコメントも多く楽しかったですが、寄せられた声におおのさんはどう思われましたか?
おおのペットだったり推しのキャラクターだったり、出会った瞬間写真フォルダがそれだけになったというエピソードがたくさんありました。人は夢中になると、心も写真フォルダも全部好きなもの一色になるんだ! と思いました。なかなか人の写真フォルダを見る機会はないので、新たな発見があり面白く拝見させていただきました。その人の人生が詰まっているような気がしました!
――コメントのなかで一番心に残っているものがあれば教えてください。
おおの「カメラのメモリを2GBから128GB(高速タイプ)に買い替えた」というコメントがあって、メモリーカードの量が幸せの量に比例してる! と思いました。機種変更した身としてはものすごく気持ちがわかりました(笑)。
コロナ禍に生まれたビッグベイビー お兄ちゃんもすっかり弟を溺愛
生まれました
? たろう(な気分) (@OONO_TARO_B) April 2, 2021
3月の終わりに3680gのビッグベイビー爆誕しました
助産院にて家族で立ち合い、兄になった坊ちゃんも泣きながら応援頑張りました。赤ちゃんが生まれる瞬間は本当に美しくて眩しい
新メンバーとともに今後もよろしくお願いいたします。
スデニメロメロ〜 pic.twitter.com/xPJt54PQGy
おおの1人目が2900グラムほどだったのに対して、今回は3680グラムと大きな子だったので、肉付きもぷくぷくとしていてそこから印象が違いました。わが家系の赤ちゃんはみんな、髪の毛が薄めのまんまる頭だったのですが、今回は髪の毛がフッサフサで! 同じ親なのにぜんぜん違うんだな〜と、あたりまえですが驚きと面白さがあります。
――コロナ禍での出産は奥様もご家族も大変だったと思います。Twitterに「赤ちゃんが生まれる瞬間は本当に美しくてまぶしい」とツイートされていましたね。
おおの妊娠期間中はもしものことがあったらと思い、普段以上にウイルス対策をしっかりして気をつけていました。幸い小さな助産所での出産だったため、家族全員で立ち会いができました。長男も妻が苦しむ姿を見て、大泣きしながらも応援していました。無事生まれた後には、赤ちゃんを見て「涙が出るほどかわいかった!」と言っていました。
――立ち合い出産は初めてでしたか?
おおの人生2回目の立ち会いでしたが、今回も妻のがんばりを目の当たりにして、やっとのことで生まれた瞬間は「おつかれさま!」という思いと、なんとも言えない感動、生まれたての初めて出会う子に対する不思議な気持ちとでいっぱいでした。お腹の中にずっといた人と対面する瞬間ってなんとも言えないです…。
おおの上の子は弟ができたらきっとヤキモチを妬いたり大変だろうと思っていたのですが、すっかり溺愛しており、自分でなんでもするようになりました。お着替え、歯磨き、食器洗いまで…赤ちゃんが泣くと飛んでいき、似顔絵を描いてあげたり、歌を歌ったり読み聞かせしたりとその成長に親が感激してます。
――素敵ですね! 優しいお兄ちゃんとのエピソードも今後読んでみたいです。
おおの逆にお世話をしたがって大変な時もあったり…もちろん赤ちゃんのお世話や、家族の時間の変化など色々大変なことはありますが家に赤ちゃんがいるという貴重な時間を楽しんでます。
何歳になっても子どもの成長を見る瞬間は宝物
おおのとても短いのに“とても大事なことが詰まっている時期”だと思います。お乳を全力で欲しがったり、力いっぱい生きようとして泣いたり、欲しい物を欲しがり、いらないものは全部出していくその姿は清々しいです。その純粋な生きざまや常に何もかもが新しくてスタート地点で、どんどん何でも吸収して成長してく…。
――あるがままに生きているのが赤ちゃんですね。
おおの大人になったら、いろんな経験から時に自分を偽ることも覚えていく、そんな時赤ちゃんという存在は、自分を0地点に戻してくれて、純粋な心を取り戻せられる存在かもしれません。単純に仕草や一生懸命生きているその様子が面白くて、時になんだかかわいそうで、守ってあげたくなる。そんな赤ちゃんの存在自体が僕の創作に反映される感じもします。
おおの1人目だけの時ではわからなかった、長男が次男を大事にしている瞬間などを見ていて幸せな気持ちになります。赤ちゃんに対する長男の成長もまた見ていてとても新鮮で、毎日発見ばかりです。僕も2人兄弟で、親もこうやって自分たちを見ていてくれてたのかなと思いました。きっと何歳になっても子どもの成長を見る瞬間は宝物なのだろうと思いました。
――最後に、おおのさんの今後の目標を教えてください。
おおのまだまだ“赤ちゃんパワー”で、赤ちゃんに負けないくらいのかわいくて面白い作品を描いていきたいと思います。子どもが楽しめる場、親子で楽しめる作品、年齢の幅を超えてたくさんの人が一緒に楽しみをわけあえるような作品をつくるのが目標です! 今年は久しぶりに個展を予定しているので、Twitterなどから情報を見ていただけると嬉しいです。
PROFILE/おおのたろう
イラストレーター。赤ちゃんを描いたイラストとGIFゲームが人気。二児の父。Twitterの投稿を機に話題となり『1いいねにつき1日成長する赤ちゃん』が書籍化。
■Twitter @OONO_TARO(外部サイト)
https://www.taro-allstars.com/(外部サイト)
イラストレーター。赤ちゃんを描いたイラストとGIFゲームが人気。二児の父。Twitterの投稿を機に話題となり『1いいねにつき1日成長する赤ちゃん』が書籍化。
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