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“大人の高級アイスクリーム”ハーゲンダッツが60周年 SNSを凌駕する“口コミ”の拡散力「安心感とワクワク感の両立が大事」

「ハーゲンダッツなら間違いない」安心感とワクワク感の両立から“至福のひととき”を感じさせる

――日本独特の売れ方もあるのでしょうか?

黒岩俊介 世界を見ても日本だけが特殊な市場です。それは、期間限定商品が多いことと、ミニカップが売れること。核家族化やひとり世帯の多さから、個食のボリュームが圧倒的に大きい。また、常に新商品、限定商品を探している消費者が多く、日本社会の消費購買傾向は独特です。市場としてほかの国と大きく違います。

――そんな日本での販売で大切にしていることは?

黒岩俊介 前提として、お客様の期待を超える商品を届けたいという思いがブランドとしてあります。ほかより価格が高い商品を買っていただくときに、楽しんで選んでいただけるように、買うときからワクワクしてもらいたい。“安心感とワクワク感”の両立が大事だと考えています。

――新CMでは、平手友梨奈さんが起用されましたが、その理由は?

黒岩俊介 日本のテレビCMは、発売当初は外国への憧れが強い時代背景があったため、外国人を起用していますが、多様性が重視される昨今は描き方が変わってきています。最新CMキャラクターは平手友梨奈さんが務めていますが、本物感があって芯が通っている部分がある、そういうブランドであることを伝えていきます。ターゲット層を絞らずに、あらゆる世代のさまざまな人たちにハーゲンダッツの価値を感じてもらうことを念頭に置いています。

――ハーゲンダッツには“至福のひととき”を感じさせるイメージもありますが。

黒岩俊介 お客様にそういうイメージを持っていただいているのだと思います。ハーゲンダッツでキャンペーンをやる上では、高級感、特別感のトンマナが必ず求められます。その結果、“ハーゲンダッツなら間違いない”という安心感を持っていただけており、それが“食べたときに至福を感じるアイスクリーム”につながっているのではないでしょうか。

(文/武井保之)

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