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恋愛作品主演続く森七菜「“キュン”は作りこまれたもの」 清純イメージにギャップ感じることも
何度も涙を流したオーディション「それでも女の子達の“バチバチ”は痺れる!」
【森七菜】ひとつひとつに思い出がありますが、受からなかったオーディションが強く印象に残っています。例えば、その日初めて会った人と一緒にお芝居することもあって、最初に台詞の掛け合いがうまくいかないとガラガラっと自分の中で何かが崩れてしまうんです。きっと未熟だからだと思うんですけど。その瞬間に「ああ、もう今日はダメだ…これは落ちたな…」と勝手に思い込んで、オーディションの帰り道で悔し涙を流したことが何度もあって(笑)。
――それでもまた次のオーディションに挑むというのは、かなりメンタルが鍛えられそうな感じがしますね。
【森七菜】単純にオーディションが好きなんですよね。「バチバチにやろうぜ!!」という気持ちでいつも挑んでいます(笑)。初対面の人達と一緒に受けて、その中の一人だけが合格するのって凄く痺れるというか。一発勝負みたいなところもありますし、自分に鞭を打つような感覚にもなるので、ある意味“刺激”を求めているのかもしれませんね。
【森七菜】いえ、ケンカも争いごとも昔から大嫌いです(笑)。ただ、オーディションは平和的な戦いですし、同世代の女の子達が闘志を燃やしているのがいいんですよね。自分が落ちた役に受かった子とまた別の作品のオーディションで会ったりすると、これまた楽しくて「次は負けないぞ! 私のほうがこの役に合ってるんだから!」みたいな(笑)。
――これからはオーディションではなく「森さんにこの役を演じて頂きたい」というオファーも増えると思いますが、今年20歳を迎えるにあたって、目指す俳優像はありますか?
【森七菜】視聴者や観客の皆様、そしてお仕事で関わるスタッフや監督の方々から“信頼される俳優”になりたいです。というのも、とある現場で「最初は正直『なんだこの小娘は?』と思っていたけど、君が主演を務める理由がわかったよ」と言われたことがあったんですね。それが凄く嬉しくて、他にも「なんだこの小娘は?」と思っている人がいたら、「なんだこの小娘は!」に変えてやろうと気合いが入ったんです。これから沢山色んな経験を積んで、いつか「この原作のこの役を森七菜が演じるなら安心だね」とか「森七菜が演じるなら絶対に面白いよね」と思ってもらえるような俳優になれたらいいなと。そこを目標に頑張ります!
(取材・文/奥村百恵 )
(ヘアメイク:池田ユリ(?clat)スタイリスト:Babymix)
『ライアー×ライアー』
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜
小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)/ 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
原作:金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』(講談社「KCデザート」刊)
監督:耶雲哉治
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:「僕が僕じゃないみたいだ」 SixTONES (Sony Music Labels)
【2月19日(金) ロードショー】
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