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100日間コンビニで『ビスコ』を買い続けるとあだ名がつくのか? 無駄な挑戦から見える社会との交わり

何も知らない間柄だからこそ交わせる気兼ねない会話がある

――ファミリーマート編の「男性店員と仲良くなるのは難しい」とのことですが、性別によってやはり違いはあるのでしょうか?

与謝野さん ルールとして自分から店員さんへ積極的に話しかけることを制限していました。そのため、検証中のコミュニケーションは、「店員さんから私」に話しかけてくれることで初めて発生します。しかし、100日通ってもいずれの男性店員さんに話かけられなかったので、仲を深めることは難しかったです。男性は女性と比べて他者との境界が高く設定されているという意見もありますが、確かにその通りかもしれません。でも、自分から話しかければ皆さん笑顔で応えてくれるので、仲良くなるのが難しいということではありません。

――SNSやネットの普及で人とのリアルな交わりが少なくなるなか、今回の検証でどのようなことを実感しましたか?

与謝野さん 私自身、店員さんと顔見知りになるという経験は人生でほとんどなかったので新鮮でした。他愛もない言葉を交わせる人が日常にいるだけで、少し楽になります。私は、仕事終わりにコンビニへ行っていたので、プライベートの時間へ移行するためのスイッチのような役割が、その会話にあったかもしれません。お互いのことをほとんど何も知らない間柄だからこそ交わせる気兼ねない会話があります。

――人間関係の築き方など、改めて感じたことはありますか?

与謝野さん テクノロジーの発展によりコミュニケーションを取ることは、必ずしも対面である必要はないかもしれません。でも、顔が見えることや同じ空間にいることで得られる情報は大きいです。図らずとも2020年は、その当たり前を強く実感する年になりました。

――今回の検証をしてよかったことはありますか?

与謝野さん 私は特定のコンビニに定期的に通うという経験がなかったので新鮮でした。そこで働く人だけでなく、ライブのチケット情報のポスター、棚の配置、季節限定のお菓子、ファッション誌の表紙の装いと、コンビニは少しずつ常に変わり続けていることを知りました。観測者、そしてその結果を読む人にとっても、定点観測はおもしろいものだということを再認識しました。
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