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高橋真麻、フジ退社の理由とフリー転身後の苦悩明かす「打ちひしがれていた」

“求められるものが分からなかった”フリー転身後、「大切なことは局アナもフリーアナも同じだと気づいた」

━━フリーアナウンサーに転身して、制作側から求められることに局アナ時代と違いを感じられますか。

【高橋】局アナの場合、どういう使い方をしたら面白いかを制作サイドがわかっていて起用されますが、フリーになると、初めましてのスタッフさんがほとんどで、自分に何を求められているのかわからないことが多いんです。私もフリーになりたての頃は、どう振舞っていいかわからなくて、体感的にはフルスイングしているんだけど空振りばかりで打ちひしがれることもありました。ただ、大切なことは局アナでもフリーアナでも同じだと思っていて、まず、現場の方に「今日は真麻を呼んでよかった」と思ってもらえるような、求められている以上のパフォーマンスをすること。そのうえで、視聴者の方が「おもしろい」とか「良かった」と言ってくださって、かつ視聴率という結果がついてくること。そこを目指して常に仕事をしています。

━━最後に今後の目標は?

【高橋】長く売れない時期があったので、私は来た仕事を積極的にやる“積極的受け身”で、自分からこれやりたいあれやりたいというのがないんです。そういうスタンスでいると、自分の想像しなかった仕事が来たり、自分の中でやりたいと思ってもみなかった新しい仕事が来たりするので、それでいいかなって思っています。ただ、ストレートニュースを読みたくてアナウンサーを目指して頑張ってきたので、いつかはまた、やれるといいですね。夜の帯のニュース番組のキャスターとかをやりたいのかって思われるんですけど、そうではなくて、1〜2分のニュース原稿を読むだけでもいいんです。これからも等身大で、背伸びせず、いただいたお仕事を一生懸命頑張りたいと思います。

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