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横浜流星、他人と比較していた10代 ブレイクも慢心なし「やるべきことは変わらない」

吉高由里子から学んだ座長の姿「何度も心が救われた」

 ドラマ・映画で主演を重ね、今年の『日本アカデミー賞』新人俳優賞も受賞。俳優としてネクストステージに立ったように思えるが「まだまだです」と謙虚な姿勢は崩さない。それでも「経験を重ねていき、より責任感というか、作品を届ける、見ている人になにか影響を与えられればという思いは強くなりました。あとは、少しですけど周りへの気配りもできるようになったかなと思います」と多くの作品を経験していき、成長を実感した部分もあるようだ。

 その中で、W主演の吉高との共演は大きな刺激を受けたようで「テレビで見ていた人で、素晴らしい大先輩。ご一緒できたことがうれしかったです」と笑顔。「吉高さんは現場でもテレビと変わらず(笑)。天真爛漫さがそのままで、裏表もなく、誰に対しても同じ目線で平等で、それでいて視野が広くすてきな方です」と話す。
 「僕でいうと、塁のこと、作品のことしか考えられなくなる。それが吉高さんだと、役柄に加えて現場を和ませたり、周りへの気づかいもできる。作品も重たい感じですが、撮影スケジュールもタイトな中、元気で現場にいてくれたので、何度も心が救われた瞬間がありました」と吉高から多くのことを学ぶ現場だったようだ。

 知名度を上げ、人気俳優の一角となっている横浜。しかし、謙虚で物腰の柔らかさは、変わっていない。念願だったアクションシーン、純度の高い恋愛作品、尊敬していた大先輩との共演を踏まえ、これからどのような俳優になっていくのか、楽しみにしたい。
プロフィール

横浜流星(よこはま・りゅうせい):1996年9月16日生まれ 神奈川県出身
2011年俳優デビュー。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』『あなたの番です-反撃編-』などに出演。映画『虹色デイズ』『チア男子!!』『愛唄−約束のナクヒト−』『いなくなれ、群青』などに主演。今年は、ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』『私たちはどうかしている』で主演を務めた。
ヘアメイク:永瀬多壱(ヴァニテ) スタイリスト:伊藤省吾(sitor)
衣装協力:ベスト・パンツ(ニードルズ スポーツウェア) シャツ・シューズ(ニードルズ ネペンテス)

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