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『ナショナル ジオグラフィック』がコロナ禍をもポジティブに変えるトークセッション「ザ・スパーク」を開催!

 「探求への扉が開く場所」――。132年の歴史を持つ『ナショナル ジオグラフィック』が9月27日(日)16時からYouTubeにて、世界に先駆け、日本で初めてオンライントークセッションイベントを行う。それが「THE SPARK:WHERE EXPLORERS BEGIN(ザ・スパーク:探求の旅へ)」だ。初回ゲストにはエジプト考古学者の河江肖剰さんが登場。3D技術を駆使し、エジプトのピラミッドなど数多くの謎を解明している気鋭の考古学者である彼の活動内容や“人物”に迫っていく。世界的に圧倒的な信頼と認知度を誇る『ナショナル ジオグラフィック』がなぜ、日本発の同イベントを開催するのか。誰もが“探求心”を掻き立てられるであろう「ザ・スパーク」について、担当者が熱い想いを語る!

我々は地球の“今”をどれだけ知っているか? 気づきを与える『ナショナル ジオグラフィック』

 『ナショナル ジオグラフィック(以下/ナショジオ)』。もしかしたらまだ馴染みのない方もいるかもしれない。『ナショジオ』はこれまで地球上の「冒険」と「発見」を支えてきたグローバルブランドで、ナショジオの母体となるナショナル ジオグラフィック協会が設立されたのは1888年1月。それ以来、「インカ帝国の空中都市“マチュピチュ”発見」、「ジェーン・グドール、野生チンパンジーの研究」、「日本人探検家・植村直己、世界初の北極点単独踏破」、「沈没したタイタニック号の発見」など、自然、探検、歴史、地球環境、科学、宇宙など領域を超えた調査・探検プロジェクトを130年以上にわたって支援してきた。

 つまり『ナショジオ』は、私たちがどれだけ「地球の今を知らずにいるか」を教えてくれるブランド。その成果は、雑誌・テレビ・ウェブサイトなどで我々に届けられており、同協会より支援を受けている“探求者”は「ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー」の“称号”を得る。この称号は世界では最も“信頼”が寄せられるものの一つであり、『ナショジオ』自体も、正確で中立的な情報を発信していることから、長く世界で愛され続けているのだ。

「『ナショジオ』のTVチャンネルは世界172ヵ国で見られ、各地域では多くのナショジオイベントが行われています。ところがこのコロナ禍で、それが出来なくなってしまったのです」と話すのは、「ザ・スパーク」をプロデュースするウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社のナショジオ担当者。「そこで香港やイギリスのチームが、オンラインで社内・関係者向けのトークセッションを企画しました。ここにナショジオ エクスプローラーの方をお招きし、開かれた形でのオンラインイベントをやってみたら面白いのではないか、そこから『ザ・スパーク』がスタートしたのです」

日本人が支援を受けた件数は1万4千件中、たったの33件!?

  • 考古学者 河江肖剰氏

    エジプト考古学者 河江肖剰氏

 では「ザ・スパーク」がなぜ、日本で行われることになったのか。

 「“ナショジオ エクスプローラー”という存在を日本の皆さんにもしっかり知っていただく目的があります」と、前出の担当者は解説する。現在まで、『ナショジオ』は世界で1万4千件以上の“探求”への助成が行われてきた。これほど大規模なブランドにもかかわらず、日本では132年の歴史でたった33件しか助成の例がないのだ。

「探求したい、冒険したいという方は日本にも多いはず。ヒマラヤへ行ってみたい、大学を卒業したばかりだが世界の遺跡を探ってみたい──。ですが、残念なことに日本での『ナショジオ』および、ナショジオ エクスプローラーの認知度は低く、我々のプログラムやコンタクト方法を知らないがゆえに、それを行動に起こすことが出来ない方は相当数にのぼると思うのです。これほどの科学技術を持つ日本ですから、日本人からもっとナショジオ エクスプローラーが出れば、世界が驚くような発見をさらに出来るはず。その代表格“顔”として、同トークセッションの初回ゲストに、河江肖剰さんに出演していただくことになりました」
 河江肖剰さんは名古屋大学高等研究院の准教授。日本のエジプト考古学者で、19歳の時にテレビ番組でエジプトに興味を持ち、1992年に実際にエジプトへ。ガイド/通訳の仕事に就いた。そのままカイロ・アメリカン大学に入学し、卒業。3D技術を駆使してエジプト最古のピラミッドであるサッカラの階段ピラミッドの3D計測プロジェクトにフィールド・ディレクターとして従事した、考古学に最新科学技術を取り入れたイノベーターだ。
「すごく冷静ですが、フランクでカジュアル」と前出の担当者は河江さんの印象を語る。「例えるなら、もしバーで偶然隣り合わせになっても、そこから自然に話が始まりそうな方。お話をしていくと分かるのですが、その本質は“ファイター”です。常識を覆したい、何かを乗り越えたい、自分の想いを体現したい。ご自身、柔術や近接格闘術などの武道をしているなど 、その意味でも“ファイター”です。何かしら人間の普遍的なリズムのようなものを持ってらっしゃる印象もあります。自身の軸をぶらさずに探求を続けている、そのモチベーションが何なのか。私自身も知りたいと思いますし、『ザ・スパーク』でそれが暴けたらーー」
河江肖剰さんが登壇する「ザ・スパーク」第1回は、9月27日(日)16時からナショジオ公式YouTubeチャンネルにてライブ配信予定。

コロナ禍というネガティブな状況をポジティブな“スパーク”に変えよ!

 コロナ禍というネガティブな状況も、「ザ・スパーク」の理想が変えてくれるかも知れない。

「スパークという言葉にはさまざまな意味があります。例えばナショジオ エクスプローラーの研究分野に一番初めに好奇心の火がついたきっかけの"スパーク"また、彼らの言葉・考えに触れ、観てくださる方々の思考が“スパーク”する、そしてその“スパーク”が、コロナ禍でも何か出来ることがあるのではないか…という“スパーク”につながる。コロナ禍では暗く、ネガティブなニュースが多い。そこへポジティブな“スパーク”を同トークセッションでは起こしていきたいのです!」

また、日本は世界有数の先進国ではあるが、例えばLGBTQやアースデイなどの世界的な動きを作った前例はほぼないのではないか…という指摘も。

「それは日本が『遅れている』というわけではなく、純粋に発言する場所がないだけなのではないか。我々のブランドはその“場所”を提供したいと思っています。そしてその“場所”を日本の方々にも知ってもらいたい。同トークセッションでは、コロナ禍での“探求”方法について河江さんよりお話があるでしょう。そんな魅力的なお話で思考が“スパーク”する状況が拡散されていき、我々が持つ“場所”をより多くの皆さんに気づいていただけたら」

 同トークセッションは『ナショジオ』のYouTubeチャンネルで行われるが、その登録者数も3月末時点では5千件だったのが、現在は23万件超と“スパーク”。「ザ・スパーク」により、日本というブランドがさらに“スパーク”する未来が訪れるかも知れない。また30日(水)には第二回の「ザ・スパーク」を開催。スリランカを代表する世界的な海洋生物学者であるアーシャ・デ・ボスさんを迎え、インド洋北部のシロナガスクジラ研究について語ってもらう。

スリランカの海洋生物学者 アーシャ・デ・ボス氏

スリランカの海洋生物学者 アーシャ・デ・ボス氏

「今後も定期的に『ザ・スパーク』を開催していきたい。みなさんの探求心・冒険心をくすぐるイベントになると思いますので是非観ていただいて、探求の扉を開けてください! ナショジオ エクスプローラーの人物像に触れ、彼らを通して何か好奇心のきっかけを見つけてもらえれば」

 幼少期、多くの人が探求心に突き動かされ、多くの“小さな”冒険をしてきたことだろう。大人になった今でも、あなたたちの中にはその“探求心”が眠っているはずだ。「ザ・スパーク」によってそれを目覚めさせよ! スパークさせよ! 世界に次の驚きを届けるのは、あなたかもしれない。

「THE SPARK:WHERE EXPLORERS BEGIN」

【日程】
第1回: 2020年9月27日(日) 16:00〜17:00  河江肖剰氏(ライブ配信)
第2回: 2020年9月30日(水) 19:00〜20:00  アーシャ・デ・ボス氏(収録での配信)
【実施場所】
ナショナル ジオグラフィック TV公式YouTubeチャンネル上で配信 
URL:https://bit.ly/NatGeoYouTubeJP

古代遺跡の発見や深海探査はもちろん、人類の起源そして地球環境の未来まで未知の領域に光を当て、
多くの発見を成し遂げるナショジオ エクスプローラー達。
世界を牽引する彼らが、その取り組みや原動力、そして未来を語るナショジオ公式YouTube限定のライブトークセッションです。

Sponsored by ウォルト・ディズニー・ジャパン

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