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ミッフィーはなぜ口が「×」なのか…65周年でもなお愛される秘密

  • ミッフィー(インスタグラムより)

    ミッフィー(インスタグラムより)

 故ディック・ブルーナさんが描いた絵本の主人公として登場する愛らしいうさぎのキャラクター・ミッフィーが、誕生65周年を迎えた。口は「×(バッテン)」、いつも「正面」を向いているなど、シンプルな色使いやキャラクターにまつわるさまざまな不思議、長く愛される秘訣についてブルーナ・ジャパンの広報担当者に聞いた。

ミッフィーはなぜ口が「×」なのか…65周年でもなお愛される秘密

――日本では「うさこちゃん」から英語の「ミッフィー」に変わりました。もともとは、オランダ語で「ナインチェ」でしたが、現在は「ミッフィー」の名で親しまれています。日本でのグッズ展開は、「うさこちゃん」から「ミッフィー」に変わりましたが、その理由は?

広報担当者 絵本は現在も『うさこちゃん』で出版されています。オランダ語の「ナインチェ」の絵本を最初に日本で翻訳出版(1964年)した際に「うさこちゃん」と訳され、同じ頃に英国では「ミッフィー」に翻訳出版されました。その後、世界ではわかりやすいようにミッフィーで統一されました(オランダ・とベルギーはナインチェのまま)。ただし、絵本『うさこちゃん』(福音館書店)については、歴史や経緯も尊重し、そのまま翻訳出版しています。ただしグッズなどの商品化については、基本的に国内でも「ミッフィー」で統一しています。

――愛らしいミッフィーですが、なぜ口が「×(バッテン)」なのでしょうか?

広報担当者 作者のブルーナさんがウサギの顔を見た時に、鼻から口の部分が「×」に見えたそうです。それがそのまま「ミッフィー」の姿となっています。

――お父さんとお母さんの口は「*」、お祖父ちゃんとお婆ちゃんの口も違います。なぜなのでしょうか?

広報担当者 「×」に横線が1本多いのが、大人の口の表現となっています。その横線1本は「しわ」を表しています。ブルーナさんにとって「しわ」は大人としての印だそうです。

――ミッフィーは、なぜいつも「正面」を向いているのでしょうか?

広報担当者 ブルーナさんが絵本の読み聞かせをする時に、子供たちはいつもじっと真っすぐに絵を見つめていたそうです。常に読者(子供たち)に対してきっちりと見つめ返すために、正面を向くスタイルを確立したとのことです。

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