5人組グループ・LE SSERAFIMが、4月の韓国・仁川公演を皮切りに初のワールドツアー『2025 LE SSERAFIM TOUR ’EASY CRAZY HOT’』を開催している。今年5〜6月には、名古屋、大阪、北九州、さいたまの全4都市9公演を盛況裏に終えた。日本公演のファイナルでは、アンコールステージの途中に、東京ドームでの追加公演の開催決定もサプライズで発表された。この後も続くワールドツアーに向けて、世界の音楽シーンのトップを走る彼女たちのこれまでの軌跡と功績を振り返る。

紅白3年連続出場、K-POPガールグループ初のレコ大「特別国際音楽賞」受賞！　次々と快挙を達成

　LE SSERAFIMは、KIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEからなる5人組のガールグループ。BTSなど、多数のグローバルアーティストを輩出しているHYBE MUSIC GROUPレーベルであるSOURCE MUSICから、2022年5月に1st Mini Album『FEARLESS』でデビューをした。

　2022年10月には2nd Mini Album『ANTIFRAGILE』をリリースし、ミリオンセラーを達成。年末にはデビューから1年足らずという異例のスピードで『第73回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした。翌2023年、日本デビュー作である日本 1st シングル「FEARLESS」をリリースし、ソウル公演を皮切りにグループ初の単独ツアー『2023 LE SSERAFIM TOUR 'FLAME RISES'』も開催。初の英語デジタルシングル「Perfect Night」で世界展開も加速させる中、『第74回紅白歌合戦』に2年連続で出場し、その人気の高さを証明した。

　2024年は『EASY』『CRAZY』と立て続けにミニアルバムを発表。米国4大大衆音楽授賞式に挙げられる「2024 MTV Video Music Awards」で「PUSH Performance of the Year」を受賞し、ヨーロッパ最大の音楽授賞式「2024 MTV Europe Music Awards」でもK-POPガールグループで初めて「Best PUSH」を受賞するという歴史的快挙を達成した。

　年末には『第66回日本レコード大賞』でK-POPガールグループとして初の「特別国際音楽賞」を受賞。さらに、『第75回紅白歌合戦』にデビュー初年度から3年連続で出場という偉業も成し遂げた。2025年は5th Mini Album『HOT』をリリース。世界的ミュージシャンやゲームなどとのグローバルコラボレーションも展開し、ワールドクラスの影響力を証明している。

初のワールドツアー、日本公演ファイナルは3日間いずれも超満員の熱狂ぶり

　今年4月からは、韓国・仁川公演を皮切りに、初のワールドツアー『2025 LE SSERAFIM TOUR ’EASY CRAZY HOT’』を開催中。日本で全4都市9公演を盛況裏に終えたLE SSERAFIMは、7〜8月に台北、香港、マニラ、バンコク、シンガポールで公演を実施し、9月からは北米地域での公演も予定されている。さらに、11月には初の東京ドームでアンコール公演を行う。

　ワールドツアーの日本公演『2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN JAPAN』のファイナル公演は、さいたまスーパーアリーナで3日間にわたり開催。今回のワールドツアーはミニアルバム『EASY』『CRAZY』『HOT』による3部作プロジェクトの集大成であるが、その日本公演ファイナルは、3日間いずれも全席完売で超満員の観客に迎えられ、熱気に包まれたステージが繰り広げられた。

　オープニングは割れんばかりの大歓声の中で幕を開け、3月にリリースされた5th Mini Album『HOT』の収録曲を冒頭から次々と披露し、収録曲「Come Over」ではリズミカルなダンスとパワフルなパフォーマンスで観客を一気に引き込んだ。また、グローバルヒット曲「EASY」ではクールな魅力を解き放ち、日本オリジナル曲の「Star Signs」では観客に近くでパフォーマンスを披露し、ファンとの距離をさらに縮めた。

　その後、14人のダンサーを従えて、4th Mini Album『CRAZY』のイントロ曲「Chasing Lightning」を披露。「2024 MTV EMA」で世界的に話題となったヴォーギングパフォーマンスを迫力ある演出で再現した。続く「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」や「CRAZY」ではファンの歓声がより一層の盛り上がりを見せ、会場のボルテージは最高潮に…。

　終盤にはこれまでのヒット曲を連続で披露し、グループとしての成長と進化を鮮烈に印象づけた。さらにアンコールでは、6月24日発売の日本4thシングル「DIFFERENT」のタイトル曲を初披露。ディスコ・ファンクスタイルの軽快なビートに、ファンキーなベースと口ずさみたくなるキャッチーなメロディが融合したこの曲は、LE SSERAFIMの新たな魅力を存分に感じさせる1曲となっている。

　全24曲、約3時間にわたるステージは、最後まで観客を飽きさせることなく、圧巻の完成度で展開。名古屋・大阪・北九州・さいたまの全4都市9公演で約11万人を動員し、日本におけるトップガールグループとしての地位を不動のものとした。

サプライズ発表された“東京ドーム公演”で「最高のステージを準備したい」…5人の想いとは？

　ワールドツアーの日本公演『2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN JAPAN』では、最終日のさいたま公演アンコールステージ中に東京ドームでの追加公演開催をサプライズ発表。約11万人を動員した日本公演の集大成として、さらに大きな舞台へと歩みを進めることが明らかになった。

　SAKURAは「アンコール公演で初の東京ドーム公演が決まりました！いまだにわたしたちも信じられないです」と驚きと喜びをにじませ、HUH YUNJINは「FEARNOT（読み方：ピオナ　LE SSERAFIMファンの名称）の皆さんが東京ドームのステージに連れて行ってくれました」、KIM CHAEWONは「いつも忘れられない夢のような日々をわたしたちにプレゼントしてくれて、ありがとうございます」と、支えてくれるFEARNOTへの感謝を伝えた。

　HONG EUNCHAEは「皆さんにより素敵な姿をお見せできるように、さらに成長して戻ってきます。11月にまた東京ドームでお会いしましょう」と再会を約束し、KAZUHAは「素敵なメンバーたちと、応援してくださるたくさんのFEARNOTの皆さんに出会ったからこそ立てるステージ。完璧なステージをお見せすることはもちろん、皆さんへの感謝の気持ちとデビュー時から変わらない情熱を込めて、最高のステージを準備したいと思います」と、初の東京ドーム公演への強い意気込みを見せた。

　LE SSERAFIMは、6月24日に日本4thシングル「DIFFERENT」をリリース。同シングルには、異例のグローバル人気で韓国音楽番組での披露が決まった初の日本オリジナルタイトル曲「DIFFERENT」や、Netflixシリーズ『My Melody & Kuromi』の主題歌である「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」も収録。「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」は、日本のトップアーティスト星野源がプロデュースおよび作曲・編曲・作詞を手掛け、HUH YUNJINが星野源とともに英語歌詞の作詞に参加した。「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」は、“かわいいとは強さである”というテーマが込められた楽曲となっている。

　常に進化を遂げ、新しいスタイルにも挑み続けているLE SSERAFIM。彼女たちがこれからどんなステージへと進んでいくのか、世界中から注目と期待が寄せられている。

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  日本4th シングル「DIFFERENT」（P）&（C）SOURCE MUSIC

日本4th シングル「DIFFERENT」

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