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『行列』告白で注目のNANAMI、モデルとアイデザイナーの両輪で活躍「姉は姉、私は私」
自分から進んで表に出るタイプではない…今後もモデルとアイデザイナー両輪で活動
NANAMI 嘘ではないですし、誰もがネットを使っている時代なので「しょうがないな」と思っていました。モデルデビューする前にも、写真がネットに出回っていました。学校でも自分から言ったことはなかったのですが、やっぱり噂って広まるものなので、ほとんどの人が知っていて──。今でこそ私も表に出る仕事をしているので「しょうがないな」と思えますが、学生の頃はちょっと「なんでこんなこと(ネットに写真を上げるなど)するんだろう?」とは思っていましたね。
──それは明らかにルール違反だとは思いますが、そういったことの繰り返しで、ある意味、諦めの境地に達したのでしょうか?
NANAMI そうですね。人の行動は止めることができないですし、だんだんと「しょうがないな」という気持ちになっていったというのはあります。
──美容専門学校を卒業後は、アイデザイナーとして社会人への一歩を踏み出します。いわば美の“裏方”の道を歩んだわけですが、“表”に出る仕事に興味はあったのでしょうか?
NANAMI 女の子がモデルさんに憧れるのと同じで、ステキだなと思いながらも自分がモデルになるということにまったく現実感がなかったですね。たまたま就職したサロンが今の所属事務所の系列で、「やってみない?」と誘われたのがきっかけでした。そういう環境がなかったら、自分から進んで表に出て行くタイプではなかったです。
──実際にモデルを経験して、続けていきたいと思うようになった理由は?
NANAMI 仕事を重ねていくうちに、ファンの方や応援の声を届けてくださる方が少しずつ増え、嬉しかったです。そうした声を聞いて、もっと頑張ろうという前向きな気持ちになっていきました。もちろんなかには"妹"ということで私に興味を持った方もいたとは思うのですが、「ぜんぜん知らなかった」という方もいて。いろんな評価や見方はあると思うのですが、どちらが良い悪いではなくきっかけはどうであれ応援してくださる方々の期待に応えていけるように頑張りたいなと思いますし、そのなかで自分のベストなものを表現するこのお仕事は、とても楽しいです。
──表に出る仕事もどんどん増えていますが、アイデザイナーのほうも続けていく意向ですか?
NANAMI はい。やっぱり美容が好きでこの世界に入ったので、できる限り両立させていきたいですね。職場の人たちともとても良い関係を築けていますし、このサロンで働くことが楽しくて好きなので、今のところアイデザイナーを辞めるつもりはないです。