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「悪夢でしかない…」”あの絶望感”を体験できるクリアファイルに反響、アイディアの裏にコロナの影響も

 以前、「タピオカ」を表した創作漢字をTwitterで発表し、話題になった「もにゃゐずみ」さん。新たに制作した『資料を入れると「あの絶望感」を体験できるクリアファイル』が、15.7万のいいねを集め、再び大きな注目を集めている。現在は、書道家としてはもちろん、プランナーやインフルエンサーとしても活動するもにゃゐずみさん。クリアファイルが生まれた背景はもちろん、クリエイティブな思考に影響する「コロナの存在」についても語ってもらった。

「PCがフリーズして応答なしになったときの惨状」を落とし込めたら

  • 実際にファイルに資料を入れると…絶望感がすごい!

    実際にファイルに資料を入れると…絶望感がすごい!

――『資料を入れると「あの絶望感」を体験できるクリアファイル』、PC使用者にとっては心がザワっとする“あるある”ですが、どのようなきっかけで思いついたんでしょうか?

もにゃゐずみさん 「フリーズして応答なしになったときのあの惨状」を何か別のものに落とし込めたらいいなあという唐突な思いつきから、クリアファイルの半透明具合を利用するという発想に至りました。

――15.7万のいいねを集めるなど、反響もすごいですね。

もにゃゐずみさん 単に広がるだけでなく「ほしい」「買いたい」という声が多かったのが何より嬉しかったです。

――そんな声に応えて商品化が決まったということですが、どんなふうに使ってほしいですか?

もにゃゐずみさん 迷うことなく大事な書類を入れてほしいです。大切な書類であるほど絶望感が増します(笑)。

――ちなみに、制作にはどのくらいかかったのでしょうか?

もにゃゐずみさん ツイッターに上げたものは軽い構想段階のもので、ビジュアルもCGで仕上げたので制作期間は数時間です! 商品化決定に伴い、改めて一から制作中ですが、手順としてはAdobeソフトのイラストレーターでデザインを制作し、あとは業者さんに委託する流れになります。なんだかんだ、制作を開始してから現物が完成するまで3〜4週間はかかりそうです。

思考の大前提にくる「コロナの存在」、これを節目に生活や常識がどう変わるか?

  • SNSで大きな話題になった「たぴおか」の創作漢字

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  • 「がんだむ」を創作漢字で表すと…

    「がんだむ」を創作漢字で表すと…

――もにゃゐずみさんと言えば、ほかにも「タピオカ」を表した創作漢字が有名ですが、本業は書道家なんですよね?

もにゃゐずみさん 書道家として書を制作することよりも、プランナーやインフルセンサーとして、各広告代理店さんとPR企画などに携わることの方が圧倒的に多くて。書道は本業ではなくなってきています!

――そうなんですね。それらのお仕事とTwitterでの活動、どちらもクリエイティブな内容ですが、何かコロナの影響を受けていることはありますか?

もにゃゐずみさん 双方で言えることですが、コンテンツや施策を練るときの思考の大前提に、「コロナの存在」がくることです。さらに、アフターコロナ、ウィズコロナなんて言葉があるように、これを節目に新時代の生活や常識が次々に生まれていくと思うので、世の中がどう変わっていくかを常に考え続ける必要性をひたすらに感じています。

 ほかにも、クリアファイルをはじめ、どうしても家の中だけでは作ることができないものを制作しようとしたときに、使用したい施設が使えなかったりなど、不便を感じることは多いですね。

――なるほど。同じくコロナの影響で、現在は在宅勤務するユーザーも多いですが、家で一人で作業することの多いもにゃゐずみさんからアドバイスはありますか?

もにゃゐずみさん よく言われていることなので、改めて私が言うほどのことではないと思いますが。太陽基準の生活をして、1日に1回以上は外で散歩をして、水分補給と部屋の換気をこまめにする、基本的なことがまずは一番だと思います! 加えて、これは個人的に検討中なんですが、定時に学校のチャイムが鳴る時計を置いておけば、自分を律せて効率上がりそう。

「転換期だからこそ、誰かが幸せになる斬新なアイディアや仕組みを生み出せたら」

不自然な摩擦熱を検出したとき他の人にチクる体温計(大きな音が鳴る)

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  • 見る人が見ると素顔になるマスク

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――作品はどれも面白いですが、アイディアはどこから湧いてくるんでしょう?

もにゃゐずみさん 隙間時間に一人で自由に妄想して、急に浮かんだ雑なアイディアをメモ、溜まったら整理…というのを繰り返す毎日です。どこから、というのははっきりしてませんね。

――発想において何か大事にしていることは?

もにゃゐずみさん 主観と客観の両立です。個人的な「好き」「面白そう」「作りたい」を大切にした上で、受け取った人がどう感じるかをひたすら突き詰めることができた時、良いものができる印象があります。どちらかに偏ると独りよがりになったり、無機質で冷たいアイディアになったりするので、難しいです。

――Twitterを活用することで、さらに多くの人々に作品の魅力が伝わっていますが、メリットやデメリットなど、何か感じていることはありますか?

もにゃゐずみさん 私は、世間との文脈を考えてクリエイティブに落とし込むような思考をすることが多いんです。そんな個人的立場から回答させていただくと、世の中の常に移り行く興味関心を、リアルタイムに肌で感じることができるのがメリットだと思っています。
その反面、必要のない情報まで流れ込んでくるところがデメリットですね。特に昨今は、コロナウイルスに関する様々な情報で溢れかえっているので、精神衛生上、入り浸りすぎには注意しています。

――作品を発表することで届けたいメッセージはありますか?

もにゃゐずみさん メッセージは特にないですが、皆さんに新しい視点や発見による「驚き」を与え続けたいというのは常に考えています。

――今後どんなものを作っていきたいと思いますか?

もにゃゐずみさん 無意識に生み出すものを制限してしまうのが怖いので、これと言って意識しないようにしています。一方で、こんな転換期だからこそ、誰かが幸せになる斬新なアイディアや仕組みを生み出せたら最高だなという野心は、日に日に大きくなるばかりです。

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