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春ドラマ満足度ランキング、『M』が「話題性」1位を獲得 “女優”田中みな実が曲者キャラで強烈な存在感
ツッコミの嵐ながら「なんだかクセになる…」 次回が待ち遠しいとの声続々
これがネガティブな反応かというと、さにあらず。キャストたちのダイナミックな演技や、実在のモデルが明らかに特定できる人物のきわどい描写、怒涛の展開に「クセになる」「こんなときだから笑わせてほしい」など次回が待ちきれないといった声が続々と上がっている。
視聴者のドラマ満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」では、Twitterでの盛り上がりをポイント化した「話題性」項目で17Pt(20Pt満点)と今クール作でトップ(大河ドラマを除く)。初回放送時にはTwitterの日本トレンド2位、世界トレンド10位にランクインしただけに、2話目以降の賑わいにも期待したい。
主人公・アユを演じるのは、昨年歌手デビューした安斉カレン。独特の鼻にかかった声は“本人”に寄せてきたのだろうか。本作が演技初挑戦とあって芝居は未熟さがうかがえるが、強烈な感情表現を繰り出す登場人物ぞろいなだけに、むしろ真ん中には彼女のような初々しい芝居がふさわしいと思わせてくれる。
そしてもう1人の主人公で、レコード会社「A VICTORY」の名プロデューサーであるマックス・マサを演じるのは三浦翔平。「アユ、俺の作った虹を渡れ!」といったポエム的なセリフも、ケレン味たっぷりな芝居でサマになる。こちらも好キャスティングだ。
芸能界のドロ沼劇に翻弄されればされるほど強くなる2人の愛と絆が物語の軸となるのだが、脇を固めるアクの強い登場人物たちにも注目が集まっている。右目にオレンジ色のアイパッチを付けた田中みな実の怪演ぶりは主役を食う存在感を発揮しており目が離せない。彼女もまた、Twitterのトレンド入りを果たした。