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「台風くるの?…まさかの」ゆる系キャラに“くすっ”とくる笑いうむ4コマ作者の流儀

 ゆる系画風が「カワイイ」と評判の4コマ漫画作家・ヨーグルトGさん(@yogurt_G)。作者のこだわりである“手書きの文字”が独特の味わいを添えて、くすっと笑える幸せな世界観を作り上げている。「くだらないことで笑える瞬間は楽しい。それを誰かにもあたえられたら」と話す作者に、制作の苦労話、バズった作品などについて話を聞いた。

くだらないことで笑っている瞬間の楽しさを、自分の作品で誰かに届けられたら幸せ

――まずはプロフィールを教えてください。

【ヨーグルトGさん】プログラミングなど、Web系の会社員をしながら趣味で4コマ漫画を描いていましたが、いろいろあって昨年末に退職したので今は無職です。漫画以外の趣味はゲームやクイズです。

――ヨーグルトGというペンネーム、かわいいですね。

【ヨーグルトGさん】小学生のとき、あるサイトでなんとなく「ヨーグルト」というハンドルネームを使っていたのですが、ただの名詞だと他の人とかぶるので適当に「G」をくっつけました。よく「Gって何ですか?」と聞かれますが、そのときのフィーリングなので特に由来はないです。毎回適当に答えています。GはグミのGです。

――いつごろから漫画を描き始めたのですか?

【ヨーグルトGさん】描き始めたのは小学生の頃で、自由帳にギャグ漫画を描いていました。オリジナルの生物や、ゲームの『ピクミン』のキャラなどを描いていましたが、最終的に猫と犬のシンプルなキャラに落ち着きました。4コマも描いていましたが、当時は4コマ目の左端で必ず静かなツッコミを入れるというスタイルでした。作風も絵も、今とそれほど変わっていない気がします。

――どうしてギャグ漫画を描こうと思ったのでしょうか?

【ヨーグルトGさん】くだらないことで笑っている瞬間って楽しいじゃないですか。自分の作品を読んでもらうことで、そういう瞬間を誰かにもあたえられたら嬉しいと思います。でもまあ、子供の頃はそんなことは考えていなかったですけど。あの頃は純粋にウケをとるのが気持ち良くてギャグを描いていたと思います。

――自らの作風にテーマを設けるとしたら何でしょうか?

【ヨーグルトGさん】難しい質問ですね。“やわらかい感じの単純明快ギャグ”みたいな感じでしょうか。棒人間的なシンプルな絵で描いているのは、人間の絵がうまくないのと、単純に描きやすいからですが、「かわいい」と言ってもらえることが多かったので、最近はかわいさも少し意識するようになりました。

――他の漫画家にはない、自身の作品の強みは何でしょうか。

【ヨーグルトGさん】いたってシンプルなものを作っているので、突出したものは特にないと思っています。広く受け入れられやすいのも1つの強みかもしれませんが、唯一無二ではないですね。いつか「これが強み」と言えるものを見つけたいです。
――自身の作品性が表れている代表作はありますか?

【ヨーグルトGさん】自分の中で“理想的な出来”になったなと思うのは『夜道』というタイトルのUFOの4コマです。

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