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広瀬すず&吉沢亮の“朝ドラ”コンビ、芝居に「美男美女」イメージはいらない?

国宝級イケメンに正統派美少女、芝居をする上でそのイメージは「ない方がいい」

――吉沢さんは“国宝級イケメン”と言われ、美男子のイメージが定着しています。松岡みたいな役はやりづらかったりしませんか?

吉沢亮 逆にこういう役の方が、肩に力を入れずにできるのでやりやすいし、安心します(笑)。二枚目の役や少女漫画のキャラクターは、どうしても力が入ってしまって難しい。キラキラスマイルにはどこか心の抵抗があるし(笑)、エンジンをもう一つ背負ってやっている感じ。ボケっとした役の方が、実際の自分に近いんだと思います。

――広瀬さんも、美少女という印象が強いように思いますが。

広瀬すず でも、正統派美少女の役ってほとんどやったことないんです。『ちはやふる』は美少女という設定でしたが、どちらかというとスポコン系に走ってしまっていて(笑)。『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』でも「ブス」って言われていたし、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』もそう。だから、正統派ラブストーリーを始めてやったときは、どこかよそ行きで大変でした。ボロが出そうで…(笑)。

――「イケメン」「美少女」というパブリックイメージは、意外とお芝居をするうえで厄介なものだと感じていますか?

吉沢亮 ない方がいいかもしれません。僕はもはやネタにしちゃっていますから(笑)。

広瀬すず 吉沢くんが、「イケメンですよね」という声を否定しているところを見たことがありません(笑)。まあ、否定されても「えー!」って思っちゃうし、本当にイケメンですし(笑)。

家族や仕事で遠慮することも…「言わなければ伝わらない」

――本作はテンポも良く痛快な作品なのですが、ところどころでグサッとくるセリフやシーンが出てきます。

広瀬すず 家族にも、周りの人にも、後回しにせずに伝えたいことをしっかり伝えておくべきだなと思いました。思春期って、こじらせてしまった感情で相手に思いを伝えられないことがよくあると思うんです。でも、人生なにがあるかわからないですから、思ったことはきちんと伝えた方がいいと強く感じました。

――広瀬さんは、普段から伝えられていますか?

広瀬すず 親とはわりと友だちみたいに話をするので、心にあることはしっかり伝えていると思います。

吉沢亮 僕も、言葉にして伝えることの大切さは感じました。家族はもちろんですが、仕事でも、遠慮して言えないことってあるんです。でも、ちゃんと言わなければ伝わりませんし、これからはしっかりと伝えようと思います。

(写真:田中達晃/Pash 文:磯部正和)

映画『一度死んでみた』

<STORY>
父親のことが大嫌いな女子大生の七瀬(広瀬すず)。売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、ライブで「一度死んでくれ!」と父・計(堤真一)への不満をシャウトするのが日常だった。そんなある日、計が本当に死んでしまったとの知らせが。実は計が経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態にあるのだった。ところが、陰謀により計は本当に火葬されてしまいそうに…。大嫌いだった父のピンチに直面した七瀬は、存在感が無さすぎて“ゴースト社員”と呼ばれている計の部下・松岡(吉沢亮)とともに、父を救うため立ち上がることを決意する。

出演:広瀬すず 吉沢亮 堤真一
リリー・フランキー 小澤征悦 嶋田久作 木村多江 松田翔太
加藤諒 でんでん/柄本時生 前野朋哉 清水伸 西野七瀬
城田優 原日出子 真壁刀義 本間朋晃/野口聡一(JAXA宇宙飛行士)
佐藤健/池田エライザ 志尊淳/古田新太 大友康平 竹中直人 妻夫木聡

(C)2020 松竹 フジテレビジョン
【公式サイト】(外部サイト)

広瀬すず/ヘアメイク:河北裕介 スタイリング:上杉美雪(3rd)
吉沢亮/ヘアメイク:内山多加子(コミューン) スタイリング:坂上真一(白山事務所)

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