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“弟”赤ちゃんとツーショットでドヤ顔? 話題のフクロウと家族の絶妙な距離感にほっこり

 先日Twitterでフクロウのテクテク歩く姿が2.2万RT、8.5万いいねをあつめて話題に。遠くから飼い主を目がけて一生懸命歩いていたのはベンガルワシミミズクの虎ノ助くん。ユーザーからは「かわいすぎる!」「軽快なステップ」「歩くの上手!」「意外と脚が長い!?」と様々な反応が寄せられた。そんな虎ノ助くんと暮らすKAZUさんに虎ノ助くんの性格や、現在0歳の息子さんとの関係性、また、フクロウと暮らすことの幸せや苦労について話を聞いた。

ベンガルワシミミズクはフクロウの中でも、歩くのが得意な種類

Twitterで話題となった虎ノ助くんのテクテク動画。たまに何もないところでつまづくことも…? /KAZUさんの奥様・えりさんTwitter(@erikazu862ch)より
――先日は奥様のTwitterで虎ノ助くんのてくてく歩く動画が話題になりましたね。反響を受けていかがですか?
KAZUさん たくさんの人たちに虎ノ助の癒しをおすそ分けできてうれしいです。

――ご家庭のペットとしてあまり馴染みのないフクロウですが、虎ノ助くんを飼いはじめたのはどのようなきっかけだったのでしょうか?
KAZUさん 日々の生活に癒しを求めていて、ペットを検討しだしたところ、フクロウが飼育できることを知って、こんなかわいい生き物と毎日一緒に入れたら幸せだろうなと思い検討しだしました。フクロウのツンデレな性格が私と妻と合いそうだな、と思いお迎えすることに決めました。

――フクロウまた、ベンガルワシミミズクの魅力はどのようなところでしょうか?
KAZUさん フクロウは大きな瞳で、ダルマみたいなマルマルしたシルエットがとてもかわいいので、ただそこにいるだけで癒されます。ベンガルワシミミズクは、ちょこんと生えた耳(羽角)とオレンジ色の瞳が特徴で、私と妻はそこがとても気に入っています。加えて、ベンガルワシミミズクはフクロウの中でも、歩くのが得意な種類なので、歩いてくる様子もかわいいです。

虎ノ助は、鳴かない、攻撃してこない、力加減してつついてくれる紳士な男

“弟”コハルくんの手にやさしくタッチをする虎ノ助くん/KAZUさんTwitter(@2IpZoo9DxffUfDt)より
――では、虎ノ助くんはどのような性格しょうか。
KAZUさん 虎ノ助は、他のベンガルと比べても、(無駄に)鳴かない、攻撃してこない、力加減してつついてくれる紳士な男です。

――優しい性格なんですね。ご家族には虎ノ助くんの“弟”である息子さんのコハルくんもいらっしゃいますね。
KAZUさん はじめは、妻に抱っこされた赤ちゃんが何なのかわからない様子で、とても警戒していました。赤ちゃんの鳴き声にも不快そうな反応をしておりストレスで虎ノ助が体調を崩すのではないかと心配していましたが、毎日妻や、私がお世話しているのを見ているせいか、いつの間にか家族と認識してくれたようです。

――確かにSNSの投稿ではお兄ちゃんらしい距離感があるように思いました。とはいえ、小さい子どもと同じ家で暮らす上で気を付けていることもありますか?
KAZUさん そうですね。他のお家で飼育されているフクロウで子どもや家族にとびかかるフクロウも結構いるので、虎ノ助がそういった気持になってないか、日々の顔つきやしぐさを注意深く観察しています。また、フクロウは肉食なので、爪やクチバシは獲物を切り裂くためにとても鋭利です。爪やクチバシは“やすり”や爪切りで丸めるといったメンテすることも気を付けています。

毎日の体重チェックと、運動の様子を見て健康管理

――虎ノ助くんは普段どのように1日を過ごしていますか?
KAZUさん 虎ノ助は、日中は止まり木に紐でつないでいて(係留飼育)、寝たり、窓の外を見ています。夜、仕事から帰宅後に、紐を取ってあげて放鳥します。放鳥するとお気に入りの高いところへ行ってくつろいだり、ご飯のおねだりにキッチンや食卓にやってきます。我が家では、放鳥中に飛んだり歩かせたりしてなるべく運動させています。調理も、ごはん(餌やり)も、うんちのお世話も、私と妻の手の空いているほうがしています。

――ご夫婦の連係プレーがあるからこそ、虎ノ助くんの愛らしい姿が見られるんですね。では飼育していて苦労することや、気を付けていることはどのようなことでしょうか?
KAZUさん フクロウは痛みを隠す習性(弱っているところを敵に悟られないように)があるそうです。飼い主が体調悪化を見落としやすいので、毎日の体重チェックと、運動の様子を見て、健康管理しています。

――KAZUさんは虎ノ助くんとの日常をSNSで発信されていますが、TwitterやInstagramが飼育に役立つそうですね。
KAZUさん フクロウの飼育は、飼育者やショップ、病院が少なく、情報が得にくくて…。他の飼育者やショップとつながって、飼育方法を参考にしたり困ったことを相談したりするため、TwitterやInstagramを始めました。

――SNSのコメントを拝見すると、飼い主さん同士の交流もありますね。
KAZUさん はい。イベントや、オフ会がとても楽しみです。

フクロウは「懐いて、いつもお膝の上」と思って飼育を始めると挫折するかも

――生半可な気持ちで飼育できないことが想像できますが…これから飼いたいと思っている人へどのようなアドバイスがありますか?
KAZUさん まず、フクロウは懐きません。SNSやYouTubeで懐いているようなしぐさのフクロウがいますが、とても珍しいケースなので、「懐いて、いつもお膝の上」と思って飼育を始めると挫折すると思います。うちの虎ノ助も、飼い主が近寄るだけで基本怒ります。 たまに触らせてくれますが、とてもツンデレなんです。ツンデレに気を遣ってあげられる方が、飼育に向いていると思います。

――前述の通り、健康管理の面でも飼い主の責任は大きいですよね。
KAZUさん はい。虎ノ助は健康診断や治療等で2年で10万円程かかりました。お金がかかります。鳥類は、犬猫より体が小さく、些細なことで体調を崩し死んでしまいやすいので、医療費をちゃんと準備してかかりつけの病院を検討したうえでお迎えしてあげてください。

――では最後に、虎ノ助くんが家族になってよかったな、と思うときはどんなときでしょうか?
KAZUさん 毎日、朝起きて、癒され、夜帰宅して、癒され、夫婦の会話も増え明るくなりました。我が家では、青い鳥の童話をもじって「幸せを呼ぶ茶色い鳥」と呼んでいます。

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