ORICON NEWS

SKE48、11周年の変革期に新境地

 アイドルグループ・SKE48が、令和1発目となる25thシングル「FRUSTRATION」をきょう24日にリリースした。2008年7月31日に結成され、まもなく11周年。3月には運営会社が変わる変革期を迎え、2009年から10年連続で開催された『AKB48選抜総選挙』がない6月を過ごした。第1回総選挙19位から徐々に順位を上げ、昨年の世界選抜総選挙で1位に上り詰めた松井珠理奈をはじめ、メンバーは何を思って過ごしていたのかを聞いた。

5期生・古畑奈和のセンターがSKE48全体の刺激に

――SKE48の今年初、令和1発目シングルは、8年目、5期生の古畑奈和さんが初のセンターに選ばれました。
古畑奈和/5期生SKE48に入るときからずっと、センターになりたいと思って入ってきたので、それをかなえられたことはめちゃくちゃうれしいです。なれるという自信はなかったですけど、なりたいという気持ちは強かったので、「頑張ろう」と気が引き締まった感じですね。

――SKE48のセンターは1期生か若手かのイメージだったので、中堅がセンターに指名されたのは意外に思いました。8年間センターになりたいという気持ちに変わりはなかった?
古畑奈和途中途中では後輩を支えていこうかなとか、もっと違うところに視野を向けてみようかなとかも思ったことはありますし、実際口にしたこともあるんですけど、その中でもファンの皆様があきらめなかったというのが強くて。握手会とかブログとかでも、私が口にすることが減ったときには、ファンの皆様が『絶対になおちゃんをセンターにするから』って言ってくださって、私もモチベーションを保つことができましたし、「ああそうだな、これが私の夢で、この夢を大事に入ってきたんだよな」というのを思い出させてくれたので、あきらめるというのはなかったですね。
――高柳さんは『私も!』というような意欲は?
高柳明音/2期生うーん…、なれたらうれしいですけど、自分の場所を大切にしたい。チーム曲ではセンターで歌わせていただくことはあって、それは素直に受け止めてうれしさもあるんですよね。今回はいつもよりちょっと前にいられるので、うれしい気持ちはあります。センターがうまく生きるパフォーマンスをしたいし、やりがいのある場所だと思います。

――このタイミングで古畑さんがセンターをやる意義はどう思われますか?
古畑自分ではわからないんですけど、運営会社が変わって、新しく変わっていこうとか、挑戦という意味では向いているというか、そういう意味なのかなと思います。理由は聞いていないんですけど、もしそういう理由だったとしてもうれしいですし、自分の中ではこのタイミングだったからというよりも今まで私を支えてくださった方との積み上げでなれたものだと私のなかでは思えているので、そこの自信は失わないようにしたいです。
松井珠理奈/1期生今回、なおちゃんがセンターになったことによって、中堅と呼ばれている子たちも希望が持てるという、自分たちもまだあきらめずに努力していればここに立てるんじゃないかなって思うメンバーがいるんじゃないかと。(鎌田菜月を見て)なんかすごくうなずいているんですけど(笑)
鎌田菜月/6期生同期でもセンターになりたいって声を大にして言っている子もいるので、今回SKE48にとっても刺激になりましたし、そのメンバーを応援しているファンの方にとっても、また熱が高まるいい機会だったんじゃないかなと思います。
末永桜花/7期生私は同期の子(4月に卒業した小畑優奈)が2作、センターに立って、重圧とか大変さを見ているからこそ「センターになりたいです」と言うことができなかったんですけど、やっぱりセンターは素敵な場所だと思うので、私もファンの方と目指せたらいいなと思っています。
――井上瑠夏さんは今回が初選抜となりました。
井上瑠夏/8期生選抜メンバーは“憧れの憧れの憧れ”の場所だったので、本当にまさか自分がなれるなんて、聞いたときは本当にびっくりしました。でも選抜メンバーになったからにはそれだけで終わらせず、次につなげられるように、まだまだもっと努力したり、自分を見つめ直して頑張ろうと思います。
松井センターになりたいと言ってくれる子が増えるほうが絶対おもしろいと思うし、そういう価値ある場所にしてもらいたいなと思います。自分は今までそういう気持ちで、いろんなメンバーがセンターに立ちたいと思ってくれたり、その場所が特別な存在であってほしいなと思ってやってきたので、そう思ってくれるメンバーが増えるというのはすごくうれしいことだなと思います。

――これまでのSKE48にはない新境地の楽曲ですね。
高柳初めてラップから始まるイケイケソングになっています。今までのSKE48はさわやかだったり、ダンスが迫力ある感じだったんですが、今回は大人っぽさを出しつつ新しいSKE48に挑戦しているので、新たな魅力を届けたいと思います。
古畑日々たまったうっぷん、フラストレーションをバカになって騒いで忘れちゃおうぜという、夏にぴったりな明るい曲になっています。今回MVをロサンゼルスで撮影させてもらって、泡パーティーだったりとか、パリピみたいなことをたくさん経験させてもらって、ダンスもレゲエ調を取り入れて“おセクシー”な感じになっています。SKE48に今までありそうでなかったような楽曲になっているんじゃないかと思うので、この曲を聴いてこの夏一緒に盛り上がってくださったらうれしいです。

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索