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キンコン西野、バッシングが方向づけた現在「“2ちゃんねる化”したTwitterはもうやらない」

多分野で活躍も「誰よりも芸人でいる」、キンコン西野が“攻める”理由とは?

「一時は日本中がバカにして、叩いた」、ホリエモンの快挙に涙

――様々な分野で活躍される西野さんですが、今の肩書は、芸人ですか? 絵本作家? それとも革命家?

西野亮廣肩書は何でもいいんです。ただ、「誰よりも芸人でいたい」と思ってますね。芸人というのは一般的には職業だと思われていますが、僕の中では“姿勢”であり“生き方”で。音楽でいうところの「ロック」という言葉の扱いに似ていますね。一番攻めて、一番リスクを背負う。「これでコケたら死ぬぞ」というところに誰よりも張りまくる。エンタメ界でそういう“姿勢”でいたいと思っています。

――いつ頃からその考えを?

西野亮廣小学校2年生の時にとんねるずさんを見て、コントも歌も、いろんなことで人を楽しませていて、「芸人って超いいな」と思ったんです。さらに上を見れば、ウォルト・ディズニーという人がいて、とんでもない規模でエンタテインメントをやっている。ディズニーは、自分のアニメスタジオを担保にテーマパークを作ったと思うんですが、周囲は大反対だった。パークがコケたらスタジオも終わる、それでも攻めていく。すさまじい“芸人”だなと思うんです。自分の“芸”で、エンタテインメントで世界を獲りたいですね。僕、ウォルト・ディズニーめちゃめちゃ好きなんです。

――現在、美術館を作られていますよね。秋にはフランスにも行かれるとか。

西野亮廣来年には僕の絵本『えんとつ町のプペル』の映画も公開されますし、あとはお手伝いロボットと時計台も作っていますね。

――西野さんの“芸人性”がどう発揮されていくか楽しみです。

西野亮廣いつの時代も、人は“芸人”に反応するんですよね。以前はミュージシャンがモテていたり、その次には若手芸人がモテていた。今、誰がモテるかと言えば、若手起業家です。命がけの挑戦をする人には色気があるし、同性から見ても魅力的です。

 例えばホリエモン(堀江貴文)だって、一時は日本中がバカにして、叩いた人じゃないですか。でも、そんなホリエモンがロケットを飛ばした。それで日本中を沸かせ、子どもたちを熱狂させた。結局、ホリエモンが日本人に勝ったんですよね。むちゃくちゃ嬉しくなったし、泣きました。僕もあんなふうにスケールの大きなことがやりたいと心を動かされたし、ひるんでいる場合じゃないと思いました。

学校の勉強はできなかった西野、分析力の高さは「オタクだから」

――西野さんはホリエモンさんをはじめ多くの起業家と交流がありますが、そこからの影響は?

西野亮廣「僕も頑張らなきゃ」という影響は受けますね。でも頭が悪いから、彼らと話をしていろんなことを聞いても、ちゃんとインプットできているかわからない。そもそも学校の勉強もできませんでしたし、本当にバカで記憶力もないんです(笑)。周りのスタッフさんが優秀で、それでなんとかやっていけているだけです。

――ですが、10年以上も前に「バラエティーのひな壇はスマホの画面に合わない」と気づいているなど、先見の明や分析力はすごいなと。

西野亮廣それは、僕がオタクだからじゃないですか? 気になったらずっと調べちゃうし、一日中なにかやってはブツブツ言っているんです(笑)。例えば、今の芸能界は先輩がどかない、席を空けないとよく言われますが、どうして入れ替わりが起こってないんだろうとか、そういうことを考えだしたら面白くて(笑)。それで分析して、これにこれを足したら変えられるんじゃないか、とか。数学に近いですね。分解していって問題点を見つけ出す。そういえば数学は好きでしたしね(笑)。

――ちなみに、子どもの頃は何を調べていたんですか?

西野亮廣織田信長です(笑)。歴史上の人物では一番好きですね。伝記を読むとハンパないじゃないですか。父親のお葬式で焼香の灰を投げつけるんですよ(笑)。とんでもないヤツが出てきたなって、震えました。あいつ、ヤバイですよ。同級生じゃなくて本当に良かったと思いました(笑)。

 あと、僕の名前の「亮」の字は、三国志ファンだった父親が軍師・諸葛亮孔明から取った漢字なんです。自分の名前の由来だから気になって色々調べたら、とても面白くて。すごく痛快な人だったので、諸葛亮孔明からは影響を受けたかもしれません。

「自分が死んだ後もエンタテインメントが止まらない仕組みを今、考えている」

――時代を先取りしつつ突き進んでいる西野さんですが、現在のご自身の立ち位置はどこにあると思いますか?

西野亮廣人と違う山に登っているという感じはしますね。だって、芸人なのにテレビにたくさん出ることを目的としていないわけですから。でも本当は、面白いことはみんなで一緒にやりたいという思いはあります。

――そんな西野さんの思いが『新・魔法のコンパス』には込められています。

西野亮廣夢を叶える、挑戦するには、「お金」と「広告」と「ファン」というのは外せないので、ここを抜きに進めると失敗する、押さえておいたほうがいいということを書きました。

――現在、ご自身のやりたいことのどれぐらいができていると思いますか?

西野亮廣全然ダメで、まだ2%くらいです。これからやりたいのは、エンタテインメントを止めない仕組みですね。自分が死んだ後もエンタテインメントが止まらない仕組みを今、考えているので。その道は果てしないので、まだまだ全然話にならないですね。でも、楽しくはやれています。ストレスもなく。

――どんなものを見せてくれるのか楽しみです。

西野亮廣ありがとうございます! 誰も見たことがないエンタテインメントを作っていきたいと思います。今日は時折汚い言葉を使ってしまって申し訳ありませんでした。今後とも宜しくお願い致します。

(取材・文/衣輪晋一)
【インフォメーション】
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『西野亮廣エンタメ研究所』
西野亮廣氏が主宰する国内最大の会員制オンラインサロンで、毎日、西野氏とサロンメンバーで議論や実験を繰り返しながら、作品制作やWebサービスの開発などを進めている。エンタメの最前線を楽しめるだけでなく、時にはクリエイター側として参加できるのも特徴。月額1,000円の有料制ながら、会員数は25,000名を突破し、国内最大となっている。
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