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中村優一、休業そして芸能界復帰から5年「満たされすぎず、いつも崖っぷちの気持ちで」
電王編で2度目の『ジオウ』出演、「相方・デネブとのアドリブっぽい絡みも楽しんで」
中村優一 元々仮面ライダーが大好きで、『仮面ライダージオウ』も毎回見ていたので、ビックリしました。桐矢京介は僕がまだ高校生だった時に演じさせて頂いた役なんです。大好きな仮面ライダーに初めて出演することができた思い出の作品なので、再び演じられたこともライダーの現場に戻ってこれたこともすごく嬉しかったですね。
――14年前の作品ですが、現場ではすぐ感覚を取り戻せましたか?
中村優一 スタッフさんや現場の空気感が一緒なので、意外とすんなり入っていけました。まるで時が止まったかのような感覚で当時に戻れるというか。京介がヒビキさんという師匠の背中をずっと追いかけて努力して、修行を積みながら年齢を重ねてきた部分を感じてもらえるように演じましたね。
中村優一 まさか2度も出られるなんて本当に驚きました。出演できるのは響鬼編で終わりだと思っていたので(笑)。桜井侑斗役で色々な方に認知して頂いた部分も大きく、『電王』も僕にとってすごく大切な作品なんです。またゼロノスにも変身できたことも、大好きな相方・デネブとの再会も嬉しかったですね。
――演じる際、心掛けたことはありますか?
中村優一 京介のときは年齢を重ねた設定だったのですが、『電王』は時を行き来できるライダーなので、当時に近づける形で髪を茶髪にして、長めにするなど外見もなるべく若作りしました(笑)。デネブとのシーンでは、『電王』が好きだった方にも楽しんでもらいたくて、アドリブっぽい絡みも。いちゃいちゃを楽しんでいただけたらと思います(笑)。
『電王』主演、同世代俳優・佐藤健と「いつかまた共演できるように頑張りたい」
中村優一 僕も平成ライダーを見て育ってきている世代で、全作見ているんです。『ジオウ』を見ていても毎回興奮するので、視聴者の皆さんの気持ちがわかるし、同じ目線なんじゃないかな(笑)。
――中村さんは『響鬼』、『電王』に出演し、さらにその2作の役で今回の『ジオウ』にも出演。『仮面ライダー』シリーズと関わりが多い役者という印象です。
中村優一 ありがたいことに、平成ライダーにたくさん携わらせて頂いています。『電王』はドラマシリーズの後に何本か映画もやらせていただいたので、そういう意味でいうと、かなりの回数になります。さらに『ジオウ』にも出られるとは思っていなかったので、もう平成ライダーで思い残すことはないです(笑)。こうして出演できたのは、『響鬼』や『電王』を愛してくださっている方がいたからこそ。ゼロノスは2号ライダーだし、一度も主役をやっていないのにこんなに出させていただいて(笑)。皆さんがいなかったら今の自分はないので、感謝しかないです。
中村優一 あはは! 健くんからの電話は本当に嬉しくて、思わず泣いてしまいましたね。そのイベントの時、彼が「また何かあったときは呼んでください」っていう言葉を残してくれたんです。だから、昨年末の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』に健くんが出てるのを見た時は、また泣きました(笑)。やっぱり『電王』の主役は健くんだから。健くんが出てくれるのは本当に嬉しいし、いちライダーファンとして感動しました。
――佐藤さんとは今でも交流が?
中村優一 先日、健くんがアニバーサリーブックを出したときに、コメントを寄せたんです。それで「ありがとう」って連絡をくれたり、去年は大雪の日に一緒にごはんに行きました(笑)。僕の家にあった『電王』のカードを持って行って2人で写真を撮ったり、当時の話で盛り上がりましたね。いつかまた、健くんと共演できるように僕も頑張りたいと思っています。