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ORICON NEWS
原宿文化を世界に、アソビシステム代表取締役社長・中川悠介氏
2018年10月取材・掲載記事の再掲載
変革期を迎えているエンターテインメント業界。テレビ最盛期やミリオンヒットが続出した時代に青春を過ごした30代は今まさに、その最前線で活躍している。彼らは今何を考えているのか、どう時代の変化に立ち向かっているのか。リレー形式でインタビューする本企画は、エンタメ業界で働く大手事務所マネージャーが同世代で活躍するキーマンに話を聞き、それぞれの背景や想いに迫っている。今回は、原宿を拠点に「ファッション」「音楽」「ライフスタイル」から原宿カルチャーを生み出し、国内外に向け発信している、アソビシステム株式会社・代表取締役社長『中川悠介』氏。『きゃりーぱみゅぱみゅ』を、音楽プロデューサー『中田ヤスタカ』と引き合わせトップアーティストへと導き、ワールドツアーなども手掛けた。会社は設立12年目に突入し、変わりゆくエンタメ業界で、10年以上最前線で戦ってきた人物『中川悠介』氏に迫った。
【企画・取材・文=山本圭介(SunMusic)/撮影=村上順一(MusicVoice)】
『原宿のアイコンを作りたかった』
設立前からの友人だった音楽プロデューサー『中田ヤスタカ』と、当時読者モデルだった『きゃりーぱみゅぱみゅ』を引き合わせ、きゃりーを「原宿のアイコン」としてトップアーティストへと導き、2012年には世界13都市、19公演の世界ツアーを手掛けた。それと同時に、『アソビシステム』の名前も多くの人に知られるようになり、海外向けのプロジェクトも始動させた。所属タレントでは最近、『ゆうたろう』『AMIAYA』などの人気モデルや、大ヒット映画『カメラを止めるな!』に出演の女優『秋山ゆずき』などもいる。
『ひたすら走り続けてきました』
会社を設立して12年目。この間、ITの進化やSNSの普及で、エンタメ業界は大きく変化した。その中で、20代から『社長』として最前線で走り続け、『アソビシステム』という名前に「ブランド」としての価値を生み出し、さらには、海外向けのインバウンド施策にも力を入れている。
そんな『中川悠介』氏がずっと走り続ける理由とは――。