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美ボディ大会優勝の美人インストラクター「モテるかなと思ったけれど…現実は甘くない!」
友達には「いつの間に体を鍛えてたの?」って驚かれました
【麻田ゆん】 私のSNSやネットのニュースを見てくれた方から、ビックリするほどたくさんの「おめでとう」メッセージをいただきました。フィットネスに関係してないお友達は私がバレエをしているイメージしかなかったので、「いつの間に身体を鍛えて、そんなことになってたの?」って(笑)。
――もともとはバレエをされていたんですね。
【麻田ゆん】 筋トレを始めたのは3年くらい前からです。そのころ、レースクイーンをしながら、バレエスタジオの受付をしていたんですが、3歳から18歳まで続けていたクラシックバレエを辞めたこともあって、すごく代謝が悪かったんです。そこで、太りにくく痩せやすい身体を作りたいなと思って、仲のいい友達が紹介してくれたパーソナルジムに通い始めました。
【麻田ゆん】 今も肩と背中を中心に鍛えています。私のくびれとお尻のバランスからすると、もう少し大きな肩がかっこいいんです。
――ボディコンテストに出ようと思ったのはどうしてですか?
【麻田ゆん】 今もお世話になっているトレーナーと、インストラクターとして働き始めたばかりのカーディオバー(バーエクササイズ)の店長から、同じタイミングで「こういう大会があるから出てみなよ」と背中を押されたんです。最初は「絶対無理」と尻込みしていたんですが、インストラクターと同時期に始めたモデルのお仕事にもプラスになるかもしれないし、やるからにはより上を目指したいという気持ちもあって、締め切り直前に急遽、出場を決めました。
美ボディになったらモテるようになるかなと思っていたけれど…
【麻田ゆん】 食生活だったり、姿勢だったり、歩き方だったり、今まで意識していなかったことを意識するようになりましたね。一番変わったのは食に対する考え方。ギャルだった学生時代は、それこそ細ければ細いほどいいと思っていたので、1日グミ1個だけとか、絶食に近い無茶なダイエットをしたことも。でも、トレーニングをするようになって、食べるものが体を一番変えるんだって実感したんです。トレーナーに体作りにいいものを教わりながら自炊を始め、お昼も外食からお弁当を作って持って行くようになりました。
【麻田ゆん】 「健康的だね」と言われることは多くなりましたね。でも、中には「そこまで鍛える必要ある?」って言う男性もいて…。正直、美ボディになったらモテるようになるかな? と密かに期待してたんですが、現実はそんなに甘くないみたいです(笑)。
――ちなみに、どんな男性がタイプなんでしょう?
【麻田ゆん】 笑いのツボが一緒で、おもしろい人がいいですね。関西人なので(笑)。鍛えてたらよりいいかなとは思いますけど、マストじゃないです。今は、仕事とトレーニングという集中できることが2つもあって、毎日がとても充実しているので、恋愛もしたいけど、焦らなくてもいいかなという気持ちです。
大会はくびれからお尻のラインがアピールできるサイドポーズで勝負
【麻田ゆん】 今予定しているのは、4月に開催される『サマースタイルアワード横浜大会』です。前大会のときは、短期間で仕上げるためにお米も一切食べないような極端なダイエットをしたので、体脂肪と一緒に筋量まで落ちちゃって。今回は、お米を3食きちんと食べながら一度体重を増やして、筋力を落とさず体脂肪だけ落とすのが目標です。すでに5.5Kg増という過去最高の体重におののきつつ、トレーナーの「絶対落ちるから大丈夫!」という言葉を信じてついていこうと。
――美ボディコンテストは大胆なポージングも見どころですが、規定ポーズの練習も?
【麻田ゆん】 もちろんです。ポージングはとても重要なので。ふだんから、鏡を見つけると、ポージングの練習をしています(笑)。肩周りがキレイでフロントポーズのかっこいい方が多いので、私はくびれからお尻のラインがアピールできるサイドポーズで勝負しようと思っているんです。
【麻田ゆん】 お洋服が似合う体ではいたいので、筋量をあげすぎることなく、男女を問わず憧れられるような、しなやかで女性らしい身体になりたいですね。
――最後に、今後の目標を教えてください。
【麻田ゆん】 サマースタイルアワードの全国大会で上位に入賞することと、フィットネス系のモデル・タレントとして、テレビなどのメディアを通じて、ボディメイクの魅力をお伝えしたり、カーディオバー(バーエクササイズ)の普及に携わっていけたらいいなと思っています。
(インタビュー・文/今井洋子 撮影/徳永徹)