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総額700万円の整形美女アイドル「整形で得られた幸せと不幸は半分半分」

 テレビ番組やSNS上での大胆な整形告白が話題を呼んでいる、現役アイドルの「明治」。目元や鼻、あごなど総額700万円かけた整形について、「人生で一番頑張ったことが整形だから、隠したくないし、堂々と整形だよって言いたい」と語る彼女に、メディア出演後の反響と現在の心境をインタビュー。幼少期から勉強漬けで高校は進学校だったという明治。そんな彼女が整形という道を選んだきっかけと、知られざる術後の壮絶エピソードとは?

整形は自立して自己責任で行うべき

――昨年は、整形アイドルとしてバラエティー番組などに出演されていましたが、テレビ出演後の反響はいかがでしたか?

【明治】 SNSとかで、「整形する勇気がでました」とか「隠さなくてもいいんだね」とおっしゃってくださる方がいて、整形に対するイメージがちょっとでも変わったのかなって。私が行った病院の方から、私の写真を持って予約にくる人が増えたというお話をうかがったりもしましたし、メールで質問や悩み相談されることも多くなりました。

――反響の大きさがうかがえますね。質問や悩みの内容はどんなものですか?

【明治】 「整形手術するんですが、何を持って行けばいいですか」とか「手術後はどんな感じですか?」といった具体的ものから、「外見でいじめられてて可愛くなりたいんですけど、どうすればいいですか?」といった抽象的なものまで、いろいろです。未成年の子もけっこう多くて、「整形したいんですけど、親を説得できません。助けてください」という相談もありました。

――質問にはどう答えているんですか?

【明治】 整形のアドバイスを求める方には、まずは「写真を送ってください」と。それを加工して、こうなるにはこんな手術がありますよって。未成年で親を説得できないのなら、私は(整形)するべきではないと思っているので、そう答えます。本気で整形したいのなら、20歳を過ぎて、自分で働いてお金を稼げるようになってから、自分の責任ですればいいと思うんです。

最初の整形は学生時代、一重を直せば可愛くなると思っていた

――最初に整形したのは目元とうかがっています。

【明治】 大学4年生のときに、二重の埋没をしました。もともと、腫れぼったい一重だったんですけど、一重を直せば可愛くなると思っていたんです。そんなとき、バイト友達が2万円で二重手術した、というのを聞いて。それなら…と思って、その子と同じ病院に行ったら、もっと腫れの少ない手術が12万円で受けられるとわかって即決。それが最初でした。

――大学4年生までは特に整形願望はなく?

【明治】 そうですね。高校までは、親が厳しかったので、ずっと勉強ばかりしていました。小学校の頃から学校の宿題とは別に毎日ドリルをやって。塾やら家庭教師もつけられて、地元の進学校に進みました。友達と話すことと言えば、単語帳を見ながら問題を出し合ったりとか、そんな感じだったので、特に外見を気にすることもなく…。大学生になってメイド喫茶でアルバイトしてから、外見が気になるようになりました。

――外見コンプレックスのきっかけはバイトだったんですね。

【明治】 可愛い子だけが優遇されるのがしんどかった。もともと声優になりたくて、その勉強になれば、と思ってメイド喫茶でバイトを始めました。そしたら、そこには可愛い子がたくさんいて。可愛い子とそうじゃない子では、全然扱いが違う。可愛い子達には、お客さんから写真とかのオーダーもいっぱい入るし、人気があるのが目に見えてわかりますよね。だけど、可愛くない子は写真のオーダーもゼロで、片付けばかり。合コンに行っても、男子は可愛い子とばかりしゃべっているから、悲しくて。

――メイクや他のことでカバーしようとは思わなかった?

【明治】 もちろん、はじめは悩みました。アイプチを使って二重にもして。でも、いつも目元を気にしなきゃいけないし、お泊まりのときもバレないかドキドキしたりして、劣等感がたまる一方で。友達がやったことと料金の安さが、最初の整形を決めたきっかけですね。

ルフォー手術直後の一週間は生き地獄のようだった

――目元の次に整形したパーツはどこですか?

【明治】 次に整形を考えたのは就職してからです。当時、日中はOLをして、休日は趣味でコスプレをしていたんですけど、写真を撮ったとき、角度によっては信じられないくらいブスに見えたんです。二重にしたのに、なんでだろうって。鏡を見ながら研究したら、私は口元がゴリラみたいに出てるからだって気がついて。ネットで調べているうちに、「これはもう、ガッツリ整形したほうがいいかもしれない」って思ったんです。

――決心はすぐついたんですか?

【明治】 全然。口元を直すためには顎の骨を切る大がかりな手術が必要で。お金もかかるし、死ぬこともあるって書いてあったから、ずっと悩んでいました。それで、友達に相談したら「そんなに悩んでるんだったら、やったほうがいいんじゃない?」って言われて「確かにそうだな」と思ったんです。就職してそこそこ貯金もあったし、会社もブラックだったので、思い切って会社を辞めて、韓国で手術を受けようと。

――実際に手術を受けられて、その後はいかがでしたか?

【明治】 術後は、鼻にチューブが入っているので口呼吸しかできないうえ、手術前から、丸24時間以上、飲食もNGなので、喉がめっちゃ渇くんです。麻酔が抜けてからも、血の痰が大量に出てくるので、10分くらい寝ては痰が詰まって目が覚める……の繰り返し。そんな状態が2日くらい。ようやく痰が収まったと思ったら、今度は顎を固定する圧迫バンドの締め付けで、ずっと頭が痛いんです。覚悟はしていましたが、想像以上に辛くて、まさに生き地獄のような1週間でしたね。

――そこまで辛い思いをしても、手術に後悔はなかった?

【明治】 そうですね。術後、半年くらいはずっと腫れていたので、「手術したのにブスのままじゃん」とは思ってました。でも、やっちゃったものは仕方ないし、ダウンタイムの間に54kgあった体重も41kgまで落ちたので、「まぁ、いっか」と(笑)。私、楽観的なので。

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