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“けもフレ”人気で葛藤も…サーバル役でブレイクした尾崎由香が感じた声優の可能性

乗れない自転車にも挑戦、ダンスでは「尻尾がないとこんなに違う」

――沖縄で撮影した「LET’S GO JUMP☆」のミュージックビデオ(MV)では、自転車のシーンがちょっとグラグラしている感じでしたが。
尾崎由香 バレました?(笑)。私、自転車に乗れないんですよ。曲に“自転車”という歌詞や音が入っていて、レコーディング中から「MVで乗ることになったらどうしよう?」って不安で、打ち合わせで「乗れません」と伝えたんです。なのに行ったら、自転車があったんですよ(笑)。負けず嫌いだし、乗らないと終わらないので、もう死ぬ気で漕ぎました。

――最初は倒れたりも?
尾崎由香 メイキングに入っていますが、グラついて「アーーーッ!!」とか叫んでました(笑)。監督に「風を感じて気持ち良さそうに」と言われて「無理!!」と思いながら「ハーイ♪」と応えて(笑)、全力で演じました。

――踊るのは耳や尻尾が付いてないと、だいぶラクでした?
尾崎由香 確かにすんなりジャンプできて。「尻尾とかがないと、こんなに違うのか」と思いました(笑)。「すごく高く跳べるね」と言われましたから。

出たい番組は『イッテQ!』、憧れのイモトのように「体も張るし、何でもします!」

――今後もテレビを含め、マルチに活動していくんですか?
尾崎由香 声の仕事を軸にしつつ、いろいろな面を見せられたら。自分自身で出演するのも好きなので、テレビのバラエティのお仕事などをいただいたら、挑戦したい気持ちすごくはあります。

――出たい番組もあります?
尾崎由香 『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の出演が夢です。私、イモトアヤコさんが大好きで。山登りが趣味なのも旅行好きなのも、全部『イッテQ!』のイモトさんの影響なんです。私も世界を回って、いろいろな動物と触れ合いたくて。体も張るし、何でもします!

――でも、主軸は声優に置くと。
尾崎由香 はい。一番嬉しいのは「尾崎さんの声が好きです」と言われることなんです。声優になるまでは、お芝居でか細い声しか出ないのがコンプレックスだったのが、サーバル役に出会ってから「まっすぐな声に元気をもらえます」と言っていただけて。「私はそんな声を出せるんだ」とやる気になれました。声優をやれて良かったと本当に思います。

――新世代として声優界をいっそう盛り上げたい気持ちも?
尾崎由香 一緒にお仕事をしていて、声優さんって本当にマルチだと思うんです。アーティストとして人を魅了するパフォーマンスをしたり、ラジオを聴くとトークもお上手で、声だけでなくテレビや雑誌で拝見することも増えていて。私もその一員になって、いろいろな活動をして、声優という職業を一般の皆さんにもっともっと広めていきたいです。
(文:斉藤貴志 写真:加藤千絵/CAPS)

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