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ゼリーと一緒に冷やして販売? “冷やしポテチ”誕生の背景を開発担当に聞いた
「和風の甘いポテトチップスもいけるのでは…」というひらめき
「弊社で以前『ポテトチップス パインアメ味』(『パインアメ』とのコラボ商品)を発売していたのですが、お客様から『甘いポテトチップスも美味しい!』とご好評いただいていました。それなら“和“の甘いポテトチップスでもいけるのではないかという着眼点から“塩あずき味”を企画いたしました」(小川知希さん)
肝心の“冷やして食べる”という発想だが、チョコやクリームパンなど、夏向けに冷やして食べることを推奨した商品が年々増えていることから、「ポテトチップスを冷やしても面白いかも」と思いついたのがきっかけだそうだ。
冷やしたときに美味しく感じる味のバランスに苦心
これまで、山芳製菓では「クリームソーダ味」「キャビア味」などユニークなポテトチップスを作り続けてきた。そうした企画はどこから生み出されているのか尋ねると「お客様に楽しんでもらいたい、ただその思いからです」との答えが返ってきた。もちろん、今回のSNSの反応を見るに、消費者が楽しんでいることが十分にわかるが、根底には代表商品『わさビーフ』にも見られる“ユーモアがあって、美味しくて、長く愛される”商品づくりのノウハウが詰まっている。
最後に、山芳製菓が井村屋の『あずきバー』を再現したことに対し、井村屋にも『わさビーフ味のアイスバー』を作ってもらうのはどうか?と、Twitterでもが書き込まれていた質問をしてみた。
「特に予定はございません。でも、できたら面白そうですね(笑)」
消費者が喜びそうな企画だったのか、少し商品化への含みをもった反応をしてくれたように思えた。『ポテトチップス 塩あずき味』は、ローソン、ファミリーマート(沖縄地区のみ)、ローソンストア100のコンビニエンスストア、各スーパー、ドラッグストア、小売り店で取り扱い中。