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小松菜奈、抜てき続く“漫画ヒロイン”役は「ビジュアルよりも内面で勝負」

躍進の秘訣は…夢を言葉にすること。目に見えない“繋がり”を信じて口に出すと夢は叶うと思う

――人気漫画作品のヒロイン役で立て続けに出演、数々の賞を受賞、シャネルのアンバサダー、モデルとしても活躍されています。躍進の秘訣はなんでしょうか?
小松菜奈 “夢を言葉にする”っていうことがすごく大事だなと感じていますね。「ああなりたい」「あの人に会いたい」「こういう人でありたい」「こんな仕事をしたい」とちゃんと口に出すことでいつかその夢と繋がるんじゃないのかなって。そうすると目に見えない世界の中でも、その夢と繋がってる感覚がするんです。夢に繋がっている人とすでに仕事しているかもしれないし、憧れの人にも繋がれるかもしれない。

 言葉にすることで自分の意識も変わってきますね。ちなみに私はけっこう誰にでも言っちゃいます。マネージャーさんや友達、あとテレビとかでも(笑)。テレビの企画で「何かやりたいことありますか?」と聞かれたらダメ元でもやりたいことを言ってみると意外にあっさり通っちゃうこともあるんです。だからちょっとした願望でもいいから、誰かに話しておくと「そういえば菜奈ちゃんがこんなこと言ってたよ」って誰かが繋げてくれてそれが実現するかもしれない。だから自分のしたいことはどんどん口に出したほうがいいと思います。もちろん自分も努力しなきゃいけないけど、言葉にすることで自分自身ももっと頑張ろうって思えるので。私はそういう目に見えない“繋がり”を信じてますね。

――そんな小松さんが今叶えたいことは?
小松菜奈 旅が好きなので、世界一周とかいろいろな国に行ってみたいです。今行きたいのはポルトガルとか普通の人がなかなか行かないような国。ヨーロッパでもアジアでも不思議な趣きのあるところに行ってみたいですね。で、そこからまた小さい町に行ってみたりとか。その国のその町のいろんな人との出会いがあるし、ちょっと道を尋ねた方とお喋りやコミュニケーションを楽しむのも旅の醍醐味ですよね。しかもそういう所で出会った人が、たまたま誰かと繋がってたりっていうのもあると思いますし。そんな、旅ならではのドキドキ感をたくさん味わいたいですね。

(文/kanako kondo 写真/近藤誠司)

映画『坂道のアポロン』

2018年3月10日(土)全国ロードショー
監督:三木孝浩
原作:小玉ユキ『坂道のアポロン』(小学館「月刊flowers」FCα刊)
脚本:橋泉
音楽:鈴木正人
主題歌:「坂道を上って」小田和正(アリオラジャパン)
出演:知念侑李、中川大志、小松菜奈、真野恵里菜、山下容莉枝、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、野間口徹、中村梅雀、ディーン・フジオカ
(C)2018映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008小玉ユキ/小学館

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