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【オリフェスレポ】THE ALFEEが「メリーアン」で魅了 バンド命名秘話も告白!?

 オリコンいち押しの新人アーティストが集結する恒例のライブイベント『oricon Sound Blowin′』の15周年を記念した『ORICON FES.(オリフェス)』が、11月1日(水)・2日(木)の2日間パシフィコ横浜で開催された。過去累計201組が出演した『oricon Sound Blowin′』の特別版となる今回も、スペシャルなアーティストが登場。大いに盛り上がったオリフェス2日目 THE ALFEEのライブをレポート!

「メリーアン」はじめヒット曲満載のステージで魅了!

 1983年から現在までの34年間、週間シングルランキングで51作連続TOP10入りを果たすという驚異的記録を持つTHE ALFEE。今回は、その記念すべきシングル曲を中心にステージが構成された。初めてTOP10入りした代表曲「メリーアン」、坂崎幸之助がシンセドラムを叩きながらリードボーカルをとる1985年の楽曲「シンデレラは眠れない」、TOP10入り51作目の壮麗なラブソング「あなたに贈る愛の歌」(今年5月発売)と、実に幅広いラインナップである。曲ごとに次々とメインボーカルが変わるのも抑揚が効いて心地いい。高見沢俊彦の王子風コスチュームや光るエンジェルギター、ボケ役の桜井賢を中心とした掛け合い、笑いを誘うMCも彼らのライブの“風物詩”だ。

“THE ALFEE”のバンド名にまつわる秘話とは!?

 MCでは、オリコンとTHE ALFEEの“密接”な関係が明かされた。高見沢が「デビュー前、僕らはコンフィデンスという名前のバンドだった。でもオリコンの『オリジナルコンフィデンス』という業界誌があるから、この名前ではマズイということで変えたのがTHE ALFEE。だからオリコンがなかったら僕らはTHE ALFEEじゃなかった!」と告白すると、意外なエピソードを知った客席から、感嘆混じりの拍手が。

 そんなバンドの歴史を彩る定番曲「STARSHIP-光を求めて-」では、3人がネックを掲げるポーズをそろってキメたり、歌声を重ねて鮮やかな高音ハーモニーを奏でたりと、チームプレーも抜群。「星空のディスタンス」の冒頭では、3人がステージ前に立ち、マイクなしの生声を聴かせる一幕もあり、THE ALFEE独自のエンタテインメントを堪能できたライブとなった。

(セットリスト)
1. Over Drive〜夢よ急げ
2. メリーアン
3. シンデレラは眠れない
4. あなたに贈る愛の歌
5. STARSHIP−光を求めて−
6. シュプレヒコールに耳を塞いで
7. 星空のディスタンス

(文:水白京/写真:鈴木かずなり)

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