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中島健人、王子様トークの裏側に!?「スベるかも…と思うと怖くて発言できない」

SMAPの「オレンジ」、ZARDの「負けないで」…まさに失恋メドレー

――同じように後悔したことがあったんですか?
中島健人 小学生のとき、3年間好きだった女の子がいたんですけど、6年生になったらその子が引っ越ししちゃって。おそらく相手も僕に好意を持っていたのに、最後まで何も言えなくて、すごく心残りでした。そんな気持ちでいた頃、シャッフルで音楽を聴いていたら、ZARDさんの「愛が見えない」が流れてきて、小6ながらグッときました(笑)。その後にはSMAPさんの「オレンジ」が流れて、最後にかかったのがZARDさんの「負けないで」…まさに失恋メドレーです。そのとき、音楽の力というものをものすごく感じて、力づけられましたね。でも、そんな自分にとっての“最高の失恋”の経験があったからこそ、ジャニーズを目指せたんだと思っているんです。

――告白できなかったことが、“最高の失恋”?
中島健人 失恋をしたことによって、自分はもっと強く、男としてカッコ良くなければならないと思ったんです。失恋がカンフル剤となって仕上がったのが、今の僕(笑)。逆にいえば、失恋をしていなかったらジャニーズに入っていなかったかもしれません。

僕は俳優とアイドルの中間、“ハイドル”じゃないでしょうか(笑)

――失恋を経てジャニーズに入った中島さんは、これまで本作を含め4作の映画で主演、ドラマでも活躍されています。ご自身では、俳優・中島健人をどのようにとらえてますか?
中島健人 今、全力でがんばりたいこと、それがお芝居の仕事。日本中の人に共感していただけるような芝居をしたい、というのが目標です。僕は、子どもの頃から自分ではない人間を演じるのが好きだったんです。例えば、人形で遊んでいるときも、頭の中で脚本みたいなものを考えて、セリフをつけて演じてみる。そういうのが自然なことだったので、芝居の仕事でさせていただいているのは、すごく幸せだし、夢が叶ったと言えますね。もしかしたら、アイドルという仕事自体、どこか演じている部分があるのかもしれない。自分はまだまだたどり着けていないけれど、もっとがんばって“俳優”と名乗れるようなりたいです。今の僕は、言ってみれば俳優とアイドルの中間、“ハイドル”じゃないでしょうか(笑)。

――堂々と俳優と名乗るには、どうなることが理想ですか?
中島健人 僕の事務所の先輩の岡田准一さんや生田斗真さんは、“劇場に行きたい”と思わせる作品にたくさん出演されていて、僕の理想ですね。映画『土竜の唄 香港狂想曲』で、斗真さんが股間に新聞紙一枚貼って裸で登場したときは、“ジャニーズでもアリなんだ!”とビックリしました(笑)。そんなふうに人を驚かせる芝居ができたら、俳優と名乗れるんじゃないかと僕は思っています。

――最後に、青春映画でもある本作、Sexy Zoneメンバーの誰にオススメしますか?
中島健人 松島聡かなぁ。松島は相手に「好き」と言えないタイプだけど、最高の恋に憧れている気がして。もし好きな人ができたら、この映画を観て参考にしてほしいですね。
(文:今 泉)

映画『心が叫びたがってるんだ。』

出演:中島健人 芳根京子 石井杏奈 寛一郎 荒川良々 大塚寧々
監督:熊澤尚人
原作:超平和バスターズ
7月22日公開
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会 (C)超平和バスターズ

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