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綾瀬はるか 新春インタビュー『今までの私からは想像もできないラブコメに挑戦したい』

“ここは成長したな”と思えるところがまるでない(笑)

――今年一年でご自身の成長を感じたことは何かありますか?
綾瀬はるか“ここは成長したな”と思えるところがまるでなくて(笑)。大河ドラマをやらせていただいたときも、撮影前に「終わったあとにすごく成長したと感じると思いますよ」とスタッフさんがおっしゃっていたので楽しみにしていたのですが、自分ではそう思える部分は想像していたよりは感じられなかったんです……(苦笑)。

――周りの方は綾瀬さんの成長を感じていると思いますよ。
綾瀬はるか自分ではわかりませんが、客観的に見てそう感じていただけているとしたらとてもうれしいです。
――綾瀬さんは天真爛漫なイメージがあるので、子どものような素直さを大事にしながら生きてこられたのかなと思っていました。
綾瀬はるか素直というか子どもっぽいところは多々ありますけどね(笑)。最近はお芝居するときに余計なことを考えてしまって、それが自分にプレッシャーをかけてしまっていたり。余計なことは考えずに目の前のお芝居に集中したいんですけど……なかなか難しかったりするんですよね。もちろんいろいろなことを経験しながら乗り越えていくのがプロだと思いますが、考えすぎているのかなと感じることもあって。

――今後は余計な考えを持たないようにお芝居をしていきたいと?
綾瀬はるか先輩方とお話をさせていただくと、みなさん「何十年やっていても緊張はする」とおっしゃるので驚きます。そんなふうに変わらないこともあれば変わってしまうこともあるけれど、子役の子たちのように役に真っすぐな姿を見ると、こういう気持ちは忘れたくないなと思います。

同世代の女性が共感できて元気になれるような役を演じたい

――2017年の新たな年に向けての今の想いは?
綾瀬はるか年明けすぐに大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』がオンエアされるので、まずはそれが楽しみです。

――けっこうアクションシーンもありますよね?
綾瀬はるかもともと時代劇の殺陣をやりたいと思っていたので、『精霊の守り人』のお話をいただいてからすごく楽しみにしていたんです。ところが思っていた以上にアクションが大変で……(苦笑)。今は短槍で戦っていますけど、次は素手で戦うような肉体的アクションにもチャレンジしてみたいです。槍や殺陣だと踊りの舞のようなアクションが多いので、それよりもガツン、バコッ! みたいに素手で2、3発でキメるみたいなのがやってみたくて(笑)。
――昨年は『わたしを離さないで』の綾瀬さんが新鮮でしたが、今年はまた違うキャラクターに挑みたいというお気持ちも?
綾瀬はるかラブコメものは好きなんですけど、今までの私からは想像もつかないようなラブコメのキャラクターをやってみたいですね! バリバリの仕事がデキるキャリアウーマンで、仕事一筋で生きてきましたというような女性が、夜はひたすら飲んだくれていたりという“裏の顔”がある役に挑戦してみたいです。同世代の女性が観て、笑えたり涙したり「わかる〜!」と共感できて、元気になれるような役を演じられたらいいなと思います。

――今後の女優としての目標は?
綾瀬はるか良い作品というのは何十年、何百年先まで残っていくものなので、人の心に残るような良い作品に関わっていけたらいいなと思います。
(文:奥村百恵/撮り下ろし写真:鈴木一なり)

本能寺ホテル

 時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長は蘭丸、大塚ら少数の家臣団とともに京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんなとき、風変りな女がひとり、寺に迷い込んでくる。噛み合わない会話を繰り広げているが、その女・繭子は400年後の未来から来たという。泊まっていたホテル(本能寺ホテル)のエレベーターが1582年と繋がっていると……。
 繭子は自身も訳のわからぬまま信長と小姓・森蘭丸との交流を深めるなかで、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき――。

監督:鈴木雅之
出演:綾瀬はるか 堤真一 濱田岳 平山浩行 田口浩正 高嶋政宏 近藤正臣 風間杜夫 ほか
2017年1月14日(土)全国東宝系にてロードショー
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ
【公式サイト】(外部サイト)

精霊の守り人 悲しき破壊神

 チャグムと精霊の卵を守り通したバルサ。自分の父、そして育て親・ジグロの敵であるカンバル国王・ログサムを暗殺しようとしたが叶わなかった。それから4年。チャグムは新ヨゴ国の皇太子となり、バルサは暗殺未遂のためお尋ね者に。バルサは隣国のロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。
 そんななか、バルサはひとりの少女を人身売買から救う。少女の名はアスラ。アスラは、彼女の民族が崇める破壊神・タルハマヤをその身に宿していた。アスラが怒り、その神を召喚すれば、彼女の周りには無残な死体しか残らない。その存在を危険視するロタ王国の呪術師親子・シハナとスファルが、アスラを殺そうと迫り来る。再び、バルサの死闘の旅が始まる。

原作:上橋菜穂子
出演:綾瀬はるか 東出昌大 真木よう子 板垣瑞生 林遣都 吹越満 ディーン・フジオカ 木村文乃 壇蜜 鈴木梨央 ほか
2017年1月21日(土)よりNHK総合にて放送開始(毎週土曜 夜9時〜 連続9回)
【公式サイト】(外部サイト)
綾瀬はるか PROFILE
1985年3月24日年生まれ。広島県出身。
『第25回 ホリプロ タレント スカウトキャラバン』で審査員特別賞受賞しデビュー。主な出演作は『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系/2004年)『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系/2007年)『JIN-仁-』(TBSテレビ系/2009年)大河ドラマ『八重の桜』(NHK総合/2013年)など。
2017年、映画『本能寺ホテル』(1月14日公開)、大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』(NHK総合/1月21日〜)などに主演。
2017年度版カレンダー(ハゴロモ)発売中。
【公式サイト】(外部サイト)

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