実際の部品と擬人化キャラを比較！「シジョウノコエ」ボカロ楽曲版も制作

　では、花澤演じる「2ZR-FXEエンジン」をはじめ、どんな機能や特徴が、どのように擬人化されているのか？　元の部品と比較しながら、それぞれのキャラクターに迫っていきたい。

　まずは擬人化部品No.1「2ZR-FXEエンジン」（CV：花澤香菜）。同エンジンは大容量クールドEGRシステムの流入量の向上をはじめ、吸気ポートの形状変更や、クールエアダクトの採用などにより、従来よりもさらに燃費効率が進化。最大熱効率40％を実現している。そんな新型プリウスの動力源である同エンジンの擬人化キャラは、常に前向きに仲間を鼓舞し、ほぼすべての働きに関わる中心的存在。クールな外見をしているが、内側に熱いものを秘めており、まさに部品そのものがキャラクターとして具現化。赤のカラーが入ったシルバーの髪や衣装のディテールにも注目だ。

　続いては、No.2の「ハイブリッドトランスアクスル」（CV：日高里菜）にフォーカス。新型プリウスではリダクションギヤの平行軸ギヤ化により、優れた損失低減を実現した一方で、パワーコントロールをトランスアクスル直上に配置することで、ハイブリッドシステムの小型軽量化に成功している。“小さいけど優等生”。そんな言葉がぴったりの同部品の擬人化キャラも、小さな体だけどしっかり者。ムダなものを嫌い、合理的に物事を進めたがる優等生だ。服装はぱっと目を引くスカートをはじめ、複数の歯車を組み合わせて部品の特徴を表している。

　このほか、美しいデザインを人魚風に擬人化にした「トライアングルシルエット」（CV：井口裕香）や衝突回避支援パッケージをブルーのスカートが印象的な“みんなを見守る女神”として擬人化した「Toyota Safety Sense P」など、個性溢れる部品たちが美少女に。1月18日より公開されているサイト上では、「プリガー」声優陣がプリウスのカタログを音読する「VOICE CATALOG」というユニークな試みも実施されている。

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