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(更新: ORICON NEWS

ミスコンもライブも! 大熱狂学園祭

大学生活のイベントはいろいろあるけれど、特に大盛り上がりするのが学園祭。企画&運営も出演者も学生たちが担うこともあり、その大学の“リアルな個性”がクッキリ浮かび上がりやすいもの。地元のおじさんも留学生もテンションが上がるとウワサの、関西外国語大学の学園祭に潜入してみました。

学園祭の名物イベント ミスコン受賞者にインタビュー!

 正門をくぐると、メイドやゾンビなどなど、いろんなコスプレをした学生があちこちに…。今年の「外大祭」は、第50回目の節目とあって超盛り上がっている様子です。まずは、毎年恒例のミスコン「Go for Miss GAIDAI 〜粋〜」が行われている谷本記念講堂へ向かうと、ステージには、ウェディングドレスに身を包んだ5人の美女がズラリ。

 この日は決勝大会が行われていて、出場者たちが身に着けているドレスもヘアメイクも、実行委員会が交渉して近隣のお店の協力を取り付けたんだとか。イベントに対する学生の熱意が伝わります。そうこうしているうちに2015年のミス外大が決定。グランプリの梶田真澄さん(外国語学部英米語学科3回生)と準グランプリの曽根春奈さん(短期大学部英米語学科1回生)に話をうかがいました!
  • グランプリ 梶田真澄さん(外国語学部英米語学科3回生)

    グランプリ 梶田真澄さん(外国語学部英米語学科3回生)

――おめでとうございます! 受賞した感想は?
梶田さん ありがとうございます。すごくうれしいのですが、グランプリになったんだ…とまだ信じられない気持ちです。
曽根さん 私も素直にうれしいです。ただ、たくさんの友人が応援してくれていたので、少し残念な気持ちもあります。

――ミス外大に応募したきっかけは?
梶田さん 友だちが応募してしまって(笑)。人前に出るのが苦手なので不安でしたが、仕方ないと前向きにとらえました。
曽根さん 友人たちに誘われたのがきっかけです。「出てみて! 絶対に選ばれるよ」と後押しされて、応募してみました。
  • 準グランプリ 曽根春奈さん(短期大学部英米語学科1回生)

    準グランプリ 曽根春奈さん(短期大学部英米語学科1回生)

――将来の目標や夢は?
梶田さん 今の一番の希望は、CAなど航空業界への就職です。人としては、伝統あるミスコンテストでグランプリに選んでいただいて、その名に見合う女性になりたいと思います。
曽根さん 父がインテリア・デザイナーで、私はインテリアのバイヤーを目指しています。買い付けや販売で海外にも出かけると思うので、今は中国語の勉強をがんばっています。

 キュートな上に将来の目標をしっかり見据えて学業に励んでいる2人。見た目だけじゃない、芯の強さを感じさせてくれました!

歌にダンスに、漫才、落語まで 学生パフォーマンスに心が躍る

  • パフォーマンス大会の様子

    パフォーマンス大会の様子

 学内を歩いていると、学生だけでなく子どもや中高年の方々も発見。「外大祭」は、一般の人も来場可能で近隣の人々も、毎年楽しみにしている名物イベントなんだそう。さらに奥へ進むと、パフォーマンス大会が行われている学生広場に到着。

 舞台では、ピアノと歌のコンビやギターデュオの演奏、ダンス・パフォーマンス、漫才などなど学生たちが特技を披露。客席では、「歌、うまいねえ」なんてつぶやくおじさんがいたり、「がんばれー!」と声援を送る学生グループがいたりと、みんな楽しそうです。パフォーマンス大会の後には、ステージでプロのお笑い芸人のライブもあるんだそう。

 校舎にも学生たちがいっぱい。教室でも落語笑会の寄席が行われていたり、演劇や音楽ライブが行われていたり…。まるで総合イベント・フェスといった雰囲気です。校舎の外ではアカペラやジャズなどのクラブ・サークルのライブで、盛り上がっているブースが。いろんな学生たちの「普段の活動をアピールしたい!」という熱気が、あちこちにあふれていました。

海外留学生もたくさん参加! グローバルな学園祭

  • サラ・ヘレンディーノさん(左)とイザベル・ファメリさん(右)

    サラ・ヘレンディーノさん(左)とイザベル・ファメリさん(右)

 関西外国語大学は、年間約700人の海外留学生が学ぶ国際的なキャンパス。「外大祭」にも、数多くの海外留学生が参加していました。ちょっと話を聞いてみると…。「楽しいです! 私の大学で、こんなお祭りはないです。貴重な体験です」と興奮気味に語ってくれたのは、サラ・ヘレンディーノさん。イザベル・ファメリさんとハトレン・オードリーさんは、グルメを堪能しているそう。「食べ物がすごくおいしいです。特に天ぷらアイスは最高!!」(ファメリさん)。「私は、たこ焼き、焼き鳥、ワッフル…たくさん食べました(笑)」(オードリーさん)。
  • リー・ニング・チャンさん(左)とハトレン・オードリーさん(右)

    リー・ニング・チャンさん(左)とハトレン・オードリーさん(右)

 そこへ、「私も留学生ですよ」とバナナの仮装をした学生が…。仮装で顔が分からない彼は、中国の香港大学から留学してきたリー・ニング・チャンくん。「規模は違いますが、香港では高校でこういう学校の祭典があります。楽しくて、少し懐かしい感じです。印象的なのは、フラメンコ部のダンス。すごく華やかでかっこよかったです」。

 「外大祭」は、海外の人も楽しめるグローバル学園祭なんですね。

食の楽しみもいっぱい! 「外大祭」の模擬店グルメを堪能

 海外留学生にも好評だという模擬店巡りをしてみると、空手道部が出店している「空手家の唐揚げ」に行列ができていました。さっそく、いただいてみると、カラッと揚げたての衣に肉感たっぷりのジューシーな身が抜群です。「とにかく愛情をたっぷり込めています」と桐島優香さん(外国語学部英米語学科1回生)。その隣で開店していたのが、総合スポーツ・サークル『Gather Point』のワッフル店。益岡茜さん(外国語学部英米語学科3回生)によると、「お好きなトッピングを楽しんでください」とのこと。チョコやキャラメルなどのソース、各種フルーツのトッピングが楽しめるワッフルは女性に大人気でした。
  • 軟式野球サークル『中宮ウッドペッカーズ』

    軟式野球サークル『中宮ウッドペッカーズ』

 「うちの自慢は、スピードと量です!」とオススメしてくれたのは、軟式野球サークル『中宮ウッドペッカーズ』の富田和くん(国際言語学部国際言語コミュニケーション学科3回生)。ソースたっぷりの焼きそばを薄焼き卵にくるんだオムそばは、確かにボリューム満点でどこか懐かしい味わい。メンバーが次々と焼き上げて提供する様子は、プロ顔負け。
  • フラメンコ部『Anda Jaleo』

    フラメンコ部『Anda Jaleo』

 華やかな衣装の美女集団が販売しているのは、フラメンコ部『Anda Jaleo』のチュロス。「スペインの定番スイーツです。毎年、味を改良しているんですよ」と語るのは、森下梢さん(外国語学部英米語学科4回生)。手間暇かけたスイーツは、アツアツでカリッとした触感、甘すぎないチョコソースも絶品です!
  • ソフトボールサークル『macchu』

    ソフトボールサークル『macchu』

 たくさん食べたなあ…と思っていると、大勢のスタッフの呼び込み声が。ここは、ソフトボールサークル『macchu』のお店。林勝之さん(短期大学部英米語学科2回生)によると、「昨年は2日間で2000食を売り上げました。今年は、1日目で昨年を超えました」とのこと。自慢の塩焼きそばは、塩ダレが麺によく絡み、味が濃いのに後味さっぱり。人気の理由が分かった気がします。
 
 学生も、海外留学生も、一般来場者たちも、それぞれ自由に楽しんでいる「外大祭」。グローバルな大学らしく、地域や国の垣根を越えたオープンで、多彩な魅力にあふれていました。

関西外国語大学

世界54ヶ国・地域、380の海外大学のネットワークを持ち、年間の留学派遣学生数は2,300人余りにものぼる。また、世界約40ヶ国・地域から700人以上の外国人留学生、約190人のネイティブ教員が在籍し常に外国語教育をリードしている。

大阪府枚方市中宮東之町16-1
公式サイト(外部サイト)

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