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日本エレキテル連合、底辺を歩いてきたから…恐いものはなにもない

流行語大賞を受賞するなど昨年、一躍大ブレイクした日本エレキテル連合。『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』では、本人としてではなく、あのネタのキャラクター“細貝さん&朱美ちゃん”として初の声優に挑んだ。そんなふたりが、一時のブームも落ち着いたいま、新たなネタを模索しながら思うこと、次に向かうところとは!?

“細貝さん&朱美ちゃん”が登場! ふだんは言えないことも!!

──本日は日本エレキテル連合の中野さん&橋本さんとしてではなく、コントのキャラクター“細貝さん&朱美ちゃん”としてのインタビューになりますか?
中野(細貝さん)この格好の方が楽しいんですよね。たとえ失礼なことを言ってもキャラクターの“細貝さん”が言ったことになるので(笑)。
橋本(朱美ちゃん)そうよね。中野さんのことも役だと“くん”で呼べたりしますし。
中野(事務所の)社長を“みっちゃん”って呼んでもキャラだと怒られないんです(笑)。
橋本ふだんは決して言えないわね(笑)。
──そんな細貝さん&朱美ちゃんが、クレヨンしんちゃんの映画にゲスト出演! 決まったときの感想を聞かせてください。
中野めちゃくちゃ嬉しかったですね。ただ、過去の(芸人の)ゲスト声優のラインナップを見ると(自分たちと)似た境遇の人たちが多いので、私たちにくるのか、ギターを持ったあのひとたち(どぶろっく)にいくのか、どっちだろうねって。
橋本そうね、うすうす予感はあったのよね。
中野で、私たちにきたので「そういうことだろ〜♪」と(笑)。
橋本私は甥っ子と姪っ子に自慢しました。
中野私も叔母さん株が一気に上がって、親族の間でスター扱いです。

──その背景には昨年の大ブレイクや流行語大賞受賞もあります。ブレイク、実感されていますか?
中野まだあまり実感がなくて、これからしみじみとくるんじゃないかと思います。
橋本そうね、後々エラいものをもらったんだなぁって。

いつのまにかキャラではなくて中野&橋本で答えてる!?

──渦中は実感ないものなんですね。おふたりにとって『クレヨンしんちゃん』はどんな存在ですか?
中野小学生の頃、親が最初に買ってくれたコミックが『しんちゃん』だったんです。両親は、主人公のしんちゃんがあんなにわんぱく坊やでハチャメチャでお下品だとは思っていなかったみたいですけど、私にとっては爽快で(笑)。最初に知った蜜の味ですね。
橋本私は小学校のときにみんなが「しんちゃん、しんちゃん」って騒いでいるのに乗り遅れてしまったんですけど、それほどみんなが好きになる人気者と一緒に共演できて嬉しいですね。
中野人気者になりたくてもなれなかったからねぇ、(子どものころの)私たちは……(しみじみと)。

──ということは、コントのネタのなかに自然とクレヨンしんちゃんエキスも入っていたりするんですか?
中野意識してネタを作ったことはないんですけど、漫画や映画のしんちゃんを拝見していると、似たところがあったりします。最初に読んだ漫画なので何か染みついているのかもしれないですね。
橋本日本エレキテル連合も細貝さんと朱美ちゃんだけじゃなくて、たくさんキャラクターを持っていて、しかもどれも個性が強い。そういうところも似ているのかもしれないですね。

──日本エレキテル連合さんは一体いくつキャラクター(ネタ)があるんですか?
中野100以上はあるんですけど、そのうちテレビ番組でできるのは限られているみたいです(笑)。本人的にはぜんぶイケると思っているんですけどね。

──(笑)そのなかのひとつ、細貝さんと朱美ちゃんがブレイクする直感みたいなものはあったんでしょうか?
中野これだけヒットするとは予想外でしたね。あらかじめわかっていたら、まず(顔を)白塗りにしていないです。もう、毎日白塗りするって大変なんですよ……。
橋本なんで白塗りメイクにしたんだろうって後悔したこともありましたけど、今はもう慣れました。求めてくださる方がいるのはありがたいことですからね。

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