Topics
01 壁紙でガラリと変える部屋の印象
02 トーンを守るための、魅せる収納と隠す収納
03 プチ空間を魅力的に変える

＜Chapter1『マネしたくなる、こだわりの部屋5選』はこちらから！＞

03 ちょっとした空間を魅力的に変えるアレンジ術
リビングや寝室など、過ごす時間が多い場所は手をかけやすい。けれど、その他の部分も含めて、トータルで自分の家。例えば、家の顔である玄関や、軽視しがちなトイレも、自分好みのテイストで統一したい。ここでは、家の中のちょっとした空間のアレンジ方法を紹介。

Case1　玄関

ドアを開けた瞬間、目の前に好きな空間が広がっていると楽しい気分になる。友人を招いたときも、家の顔である玄関は自分らしさを表現できる大切な場所だ。この2枚の写真は、DIYで壁紙を張り替えているもの。これだけでいっきに雰囲気が作り込める。

Case02　トイレ

トイレの空間作りといえば、ちょっとした小物を置いたり、写真やポスターを壁に飾ったりが常套手段。それが上級者になると、トイレタンクを隠すという高度な技を使う。この2枚の写真は、いずれもトイレタンクに木材でカバーをつけるというDIY。見た目も抜群によく、さらに、棚としても使えるからディスプレイの幅が広がる。

Case03　押入れ
たくさん収納できて、しかも隠せる押入れは便利。もちろん、そのままの用途で使うのもいいけれど、部屋の開放感を狙って扉を外し、あえて“魅せる空間”として使う人も少なくない。

写真上／2箇所にはめたディアウォールが仕切りのように見え、まるでショップのディスプレイ風。中段もすべてブラックに変えることで、部屋に馴染む空間になっている。写真下／天窓の扉も外し、押入れ全体を棚のように使用。白と黒で統一した収納BOXを並べて、“魅せる収納”に。見せられないものは一箇所に集めて布のカーテンで隠している。

写真上／押入れを収納ではなくワークスペースに変えたこちら。中段を、そのままデスクとして使うというアイディア力が光る。レンガ風の壁紙と豆電球のようなライトが、ブルックリンの倉庫やガレージを思わせる。写真下／こちらも押入れの一部を“魅せる収納”に、もう一部をワークスペースとして、中段をそのままデスク代わりにしている。これなら、部屋の中に作業机を置くスペースを取らないから、すっきりとした空間使いができる。

取材協力
RoomClip（ルームクリップ）

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（取材・文／駒場彩佳）