富士急行は17日、富士急行線・下吉田駅に、引退した鉄道車両を活用した日帰りサウナ施設『サ電(SADEN)』を12月に開業すると発表した。営業運行を終えた鉄道車両をサウナ施設として活用する取り組みは、同社によると日本初だという。富士急グループが展開する「富士急サウナリゾート」の新たな施設として、ピカが運営を担う。 『サ電』は、2024年12月に定期運用を終えた富士急行線の車両「1000系1001号編成」をサウナ室として全面改装し、下吉田駅の線路上に常設する。富士急行創立100周年事業の一環として実施されるプロジェクトで、長年親しまれてきた鉄道車両を新たな観光資源へと再生し、環境への配慮と地域活性化の両立を目指す。 施設では、駅構内というロケーションを生かし、現在も行き交う列車の音や振動を感じながらサウナを楽しめる体験を提供する。駅のホームをイメージした屋内のととのいスペースに加え、富士山を望む外気浴スペースも整備。サウナ室内には運転席を活用した仕掛けも取り入れ、現役時代の車両の面影を残しながら、「サウナ×電車」の世界観を楽しめる空間に仕上げる。
2026/07/17