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AKB48グループが総集結し『仁義なき戦い』を舞台化「アイドル界でもがく自分たちと作品を重ね合わせた」

『仁義なき戦い』と、アイドルとしての日々の戦いがリンク

『仁義なき戦い』で描かれるのは広島の街を舞台にした組同士の抗争。そこには日頃、アイドルとして生きる自分たちを重ね合わせるとこともあるのだろうか。岡田は、「題名が『彼女(おんな)たちの死闘』なのに、舞台の中身は映画そのまま。だったら、どこが“女たち”なの? と考えた場合、やっぱり今の自分たちを重ね合わせて作られたのかなとは思う」と語る。
「今のアイドル界でもがいている自分たちと、『仁義なき戦い』の世界を重ね合わせた感じは自分でも感じますし、そこはリンクしていると思います」(岡田)

 さらに田島は作品のなかで発せられるセリフへの共感も語る。

「アイドル戦国時代ですし…、私たちの場合、総選挙もあるから内部の戦いもあれば、外にもいろいろなアイドルがいますし、いつも闘っています。お芝居のセリフにもあるような、『どこで道を間違えたんだろうか…』という瞬間だってあります」(田島)

 その一方で演じる自分たちを奮い立たせる内容でもある。

「私はこの舞台を通じて、戦っている登場人物たちから心の強さ、諦めない気持ちをもらっています」(本間)

異例の舞台化に向け、3者3様の想い

 すでに舞台は7作目となる岡田、3作目の田島、そして本格的な舞台は初挑戦の本間。3者3様の想いもある。

「広能昌三は最後の最後までまったくブレない。やっぱりブレなかった者が勝ちかな、とは、この舞台を通して今、考えていて。それは舞台以外でも同じで、今後もブレない生き方をしていきたいなと思っています」(岡田)

「私は舞台が3作目で、毎回経験するたびに自分の殻が破れていった感覚があるので、また1つ成長できるんじゃないかと楽しみです。それに今回は地元福岡で、しかも博多座の舞台。6年前にさしこちゃん(指原莉乃)座長の舞台で立たせてもらって以来。あの時にはタヌキの役だったけど、大人になった自分が改めて博多座の舞台に立てるのが楽しみです」(田島)

「私を含め、NGT48のメンバーが、ほかのメンバーさんと稽古することがあまりなかったんです。今回は他グループのメンバーと一緒にいる時間が増えたことで、NGT48グループのメンバーとの新しい絆も生まれましたし、他メンバーとの新しい関係性もできるので、そこはとても面白いですし、AKB48グループを改めて強く感じられています」(本間)

「“48グループって凄いな”って思ってもらいたい」

 今回は背景映像と芝居を組み合わせた演出のほか、回転舞台も使用するなど、新しいチャレンジも多いという。それもこれも映画版のシーンをどう再現するかという挑戦であり、3人は口をそろえて、「3、4回は映画を観てから来てほしい」とも語る。舞台での完全再現は、映画ファンでも楽しめるクオリティになると3人とも力を込める。

 最後にそれぞれの意気込みを改めて聞いた。

(本間)「私は今回、舞台というのを初めて経験させていただくので、新しいことばかりで毎日がとても楽しいです。なので今回集まったメンバーと一緒に、観たことのない舞台をつくれることにすごくワクワクしています。男の人の役で、どうしたらいいのかわからないところもたくさんありますが、博多座の本番のステージでは、堂々とやり切りたいと思っています」

(田島)「地元福岡で、しかも大きな舞台である博多座の舞台に立てるということで、凄く楽しみです。やっぱり福岡を盛り上げていけるのがすごくうれしいので、AKB48グループ全体で福岡を盛り上げて、そして私自身もまた1つ成長できたらいいなと思います。最近、お芝居をやらせていただく機会が増えて、映画にも出せていただきましたが、演技はとても楽しいので、そうした楽しみを感じつつ、新しい自分を発見できればいいなと思います。是非、観に来てください。お待ちしています」

(岡田)「私自身が7作目の舞台であり、毎回、舞台を経験するたびに自分の成長を強く感じることができます。この舞台が終わったときに、また1つ殻を破った自分自身がいるのかなと、とても楽しみです。ファンの方はもちろん、ファンじゃない方にも観ていただいて、“48グループって凄いな”って思っていただきたいですし、今後のメンバー1人ひとりの活躍になにか1つでも繋がっていけばいいなと思います。『仁義なき戦い』と『レビュー48』でまたたくさんの方にファンになっていただければいいなと思います。頑張ります!」

提供元: コンフィデンス

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