AKB48やEXILE SHOKICHIが“革新的パフォーマンス”で魅了、『イノフェス』が示した近未来の音楽ライブ
ストーリー性を持たせた演出でテクノロジーが活きる
今年も時代を切り拓くイノベーター、クリエイターらのトークセッションや最先端テクノロジーを駆使したライブパフォーマンスなど、2日間にわたり40以上のプログラムを展開し、2日間で計2万人に近未来体験を提供した。
EXILE SHOKICHIは、史上初“1曲ごとに香りが異なる”演出で魅了
香りはSHOKICHIが全7曲のイメージに合った香りをそれぞれセレクト。ロック調の「Underdog」には、ピンクグレープフルーツの香りを。リゾート感のある「サイケデリックロマンス」には、南国風の香りをチョイスし、観客たちは視覚、聴覚、嗅覚と全身でそのパフォーマンスに酔いしれていた。
AKB48は“選抜メンバー”が気鋭のクリエイター陣とコラボ
グループの中でもダンスを得意とする村瀬、今村、門脇は、物体の動きをデジタル的に記録するモーションキャプチャーのセンサーを装着。J-WAVEから生まれたAIキャラクター「AI Tommy」の映像をコントロールしながら、他のメンバーとダンスでコラボレーションした。
また、SYMDIRECTによるインタラクティブ演出も。特設サイトから応援メッセージを送ると、メッセージの1つひとつが大型ディスプレイにさまざまなエフェクトが加わった形で表示されるというもので、メンバーはファンが投稿する「メッセージ=映像」を背景に歌とダンスを披露。メンバーとファンとの絆を深めるような、一体感のあるパフォーマンスとなった。
Photo by 山川哲矢、安西美樹