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夏休み映画TOP10、100億円超え2作で例年以上に高いアニメシェア 2000年代最高年間興収も視野

2000年以降、最高年間興収の記録更新も見込める推移

 この夏興行の隆盛が、今年の映画界の大きな底上げになったことは間違いない。上半期に続き、夏興行も好調であり、この先は11月に『アナと雪の女王2』、12月に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と強力な大型作品が控えている。

『アナと雪の女王2』(C)2019 Disney. All Rights Reserved.

『アナと雪の女王2』(C)2019 Disney. All Rights Reserved.

  • 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』US版ポスター(C)201 9 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

    『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』US版ポスター(C)201 9 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 例年落ち込みを見せる9〜10月がどのくらいになるかで、年間興収はまだはっきりとは読めないものの、大高氏は「今年は記録的な年間興収になりそう。2000年以降で最高になることが見込まれる。映画人口では1億9000万人を超える可能性が出てきている」と推測する。

 現在の2000年以降の年間最高は2016年の興収2355億800万円、入場人員数1億8018万9000人。今年は夏興行までの勢いを維持して、これを上回る過去最高を記録するのか。今年後半の動向に注目していきたい。
(文:編集部・武井保之)

提供元: コンフィデンス

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