ファンを拡張する新配信サービスNTTドコモ「新体感ライブ」

ライブビューイングは敵ではない それぞれに価値を見いだして共存

SILENT SIRENのARフィギュア (C)PLATINUM PIXEL

SILENT SIRENのARフィギュア (C)PLATINUM PIXEL

 2月6日のサカナクションをこけら落としに、SILENT SIRENや乃木坂46などのライブを配信。特に乃木坂46の西野七瀬の卒業コンサートでは、「【NTTドコモドーム公演】といえるほどの視聴者数を、この『新体感ライブ』で記録した」(山崎氏)という。こうしたさまざまな要素を加えたことで、ライブとも、ライブビューイングとも異なる新しい価値を見いだしていきたいという。

駒野氏ライブ会場があって、ライブビューイングがあって、この新体感ライブがある。乃木坂46の例を出すと、今回ライブが4日間あったんですけど、ファンの方も、どれか一つを選ぶのではなく、全部に行くっていう選択肢もあると思うです。それぞれに違う魅力があって、それぞれで楽しめば、ファンの満足度も上がる。お客さん側の楽しみ方が変わるんです。

山崎氏臨場感のある会場で楽しむもよし、いい椅子に座って、大きなスクリーンで、迫力ある音響で観たい人にはライブビューイングがいいでしょうし、もっと手軽に、コメント機能も使いながらという人には『新体感ライブ』がある。そういう違った価値で観られるから、お互いがライバルではなく共存できるコンテンツになっているのではないかなと思います。『ライブ配信』の市場は、日本ではまだ数千億円市場。中国に比べるとまだまだですが、この『新体感ライブ』に『ARフィギュア』などの物販を絡ませて、市場を太らせていければと思っています。もちろん、今後は、演劇やスポーツなど音楽ライブ以外にもチャレンジしていこうと思いますし、これがまた新しい価値を作り上げることになる。ドコモならではの技術、NTTグループならではの技術で、配信はもちろん、付加価値をつけることで、新たな楽しみ方をライブコンテンツを軸にお届けできないかなと思います。そして、(次世代の)高速大容量の5Gの特徴を活かしたコンテンツにしていけるように、進化させていきたいと思います。
【NTTドコモ】新体感ライブ
https://shintaikan.live/(外部サイト)

提供元: コンフィデンス

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