『はじこい』深田恭子、上品さのある破壊力と存在感
最大の見どころはタイプの異なる3人男性からアプローチされる恋愛の行方
「人気になる前の俳優を起用して、ここから巣立ってもらいたいという思いは常にあります。だから彼らには叱咤激励しています。1年の始まりの今作で爪あとを残して、7月や10月期ではキャスティングされるくらいになれよと。また、若い子たちはSNSの使い方も上手なので、宣伝もがんばってくれとお願いしています(笑)」
順子と母親の確執や、匡平の東大受験もストーリーの縦軸として描かれるが、最大の見どころはやはりタイプの異なる3人の男性からアプローチされる順子の恋愛の行方だ。
「3人とも応援したくなるキャラクターで、キュンとするシーンも満載です。『誰々とくっついてほしい』『私は誰々推し』みたいな声がSNSを賑わせたらうれしいですね」
なお、原作コミックはまだ連載中。原作者と話し合いながらドラマオリジナルの最終回が用意されるとのことで、「ドラマを観た後に原作の読者にもなってもらえたら、物語をより楽しめると思います」と有賀氏は呼びかける。
(文/児玉澄子)