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【ドラマ満足度】綾野剛主演『ハゲタカ』、第2部突入で急上昇

 週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』による、ドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」。18年7月期ドラマの8月7日〜13日放送分の調査では、4話目(8月9日)から第2部に突入した木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)が急上昇。前3話から15Pt増となる100Pt満点中73Ptを獲得した。

『ハゲタカ』の直近3話のドラマバリュー推移

 真山仁氏による同名人気小説を映像化した本作は、バブル景気のなか産声をあげた平成を舞台に、外資系投資ファンドを率いる主人公・鷲津政彦(綾野剛)が名門企業を次々と買収し、日本経済界に革命を起こしていく痛快エンタテインメント。過去にもドラマ・映画化されているが、今回は真山氏による原案を元に“18年版ハゲタカ”を描くオリジナルエピソードも展開される。

 物語はバブル崩壊後の1997年からスタート。第1話〜3話までは、日光みやびホテル買収にまつわるドラマが展開されたが、8月9日放送の第4話からは舞台を2010年に移し、大手電機メーカー・あけぼのを巡る買収合戦が描かれ、高嶋政伸、筒井道隆といった新規キャストも参戦している。

 ドラマバリューポイントを項目別に見ると、「視聴量」(20Pt満点中、前週14Pt→18Pt)と「内容」(前週13Pt→18Pt)の2項目で大きく満足度を上げている。

『ハゲタカ』のほかにも、『義母と娘のブルース』や『この世界の片隅に』(ともにTBS系)など、今期ドラマは物語の途中で“第2章”を謳い、それによって支持を集めるケースが散見されるが、本作も同様に第2部と銘打ち、物語に緩急をつけたことで視聴者の満足度を得ることに成功している。

 視聴者からは「綾野さんと高嶋さんの対決が面白い」(40代男性/神奈川)、「ありきたりな話だけれども、飽きないような展開を入れてきていて面白い」(男性50代/神奈川)、「大森南朋さん主演のNHK版が好きだったので、最初は期待してませんでしたがだんだん面白くなってきた」(40代女性/兵庫)などのコメントが寄せられている。

18年7月期オリコンドラマバリュー一覧(〜8月13日放送分)

「オリコンドラマバリュー」とは

オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

提供元: コンフィデンス

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