“夏休み映画”初週興行収入ランキング 『ジュラシック』『コード・ブルー』がけん引
上半期に続きハリウッド大作が好調
そのほか洋画大作では、6月末から公開されている『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が7月末時点で興収20億円ほどとヒットしてはいるものの、『スター・ウォーズ』スピンオフとしての期待の高さからすると物足りなさを感じさせる。
固定ファンも多いトム・クルーズ主演シリーズ6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、前作『ローグ・ネイション』(興収51.4億円/15年8月公開)の興収対比で114.6%。こちらは期待通りの好スタートとなっている。
久々のテレビドラマ映画大ヒット 新たな流れにつながるか
今年の代表作となる大ヒットが見込まれ、かつてのテレビドラマ映画全盛期の『踊る大捜査線』や『海猿』と同等の規模になってくれば、漫画実写映画の苦戦が浮き彫りになっている今、テレビ局映画の今後の新たな方向性の1つを指し示すことになるのかもしれない。