• ホーム
  • おでかけ
  • お尻も肉球も見放題!?札幌市円山動物園「ホッキョクグマ館」

お尻も肉球も見放題!?札幌市円山動物園「ホッキョクグマ館」

札幌市の中心部からほど近い円山公園内の「円山動物園」に2018年3月、新展示施設「ホッキョクグマ館」がオープンしました。日本最長の水中トンネルでは、北極圏で共に暮らしているホッキョクグマとゴマフアザアラシが隣り合って泳ぐ姿も見られます。いろんな角度から泳ぐ姿を見れば、子どもはもちろん、大人も夢中になってしまうこと間違いなし!新展示施設で、動物たちをより間近に感じてみませんか?

自然豊かな環境に恵まれた「円山動物園」

写真:まきの つぐみ

円山動物園は、北海道初の動物園として1951年にオープンして以来、市民の憩いの場として親しまれてきました。さまざまな絶滅危惧種や希少動物の繁殖に取り組んでおり、中でも繁殖が難しいとされるホッキョクグマについては数々の繁殖実績を残してきました。今後も国内の繁殖拠点として期待が寄せられる、注目の動物園です。

写真:札幌市円山動物園

今回オープンしたホッキョクグマの飼育展示施設は、国内最大規模。1階では「水中の表情」、2階では「陸の表情」と、それぞれ違った角度から観察することができます。

写真:まきの つぐみ

屋外放飼場の他、屋内から放飼場を見渡せたり、水中から観覧できたりと、ビューポイントがたくさんあるのがうれしいところ。上から、横から、下からと、今までなかなか見ることができなかった角度からも見られるかもしれません。
写真は、ホッキョクグマ館の屋上からの景色。これまでのホッキョクグマ展示施設である旧「世界の熊館」はもちろん、札幌市内まで一望できます。

ホッキョクグマたちがのびのびと過ごせる屋外展示場

写真:まきの つぐみ

新しいホッキョクグマ館は、これまでの展示施設の約5倍にあたる約1500平方メートルもの広さがあり、屋外展示場は野生のホッキョクグマが暮らす自然に近い環境設計となっています。

写真:まきの つぐみ

海外の動物園との連携を視野に入れた新しい展示場は、動物に与えるストレスを極力抑え、動物たちが暮らしやすいような工夫がたくさん取り入れられています。
屋外展示場には小川がもうけられ、植えられた木で遊ぶ姿や、かくれんぼができそうな岩窟にもぐっている姿など、雪や水中のイメージが強いホッキョクグマたちの陸地での表情を見ることができます。また、旧施設と新施設をホッキョクグマ専用の通路でつなぐ、という工夫もなされているのです。

写真:札幌市円山動物園

屋外の観覧エリアはとても広く、屋内にもガラス張りの観覧エリアがあります。近くに来てくれるかどうかは運次第ですが、太くて大きな手足、つぶらでキュートな瞳など、なかなかじっくりと見ることができない部分も間近でじっくりと観察できるかもしれませんよ。

必見!国内最長の水中トンネルで、ホッキョクグマたちを間近で観察しよう

写真:まきの つぐみ

ホッキョクグマ館内には、国内で最も長い約18mの水中トンネルがあります。頭上を自在に泳ぎ回るホッキョクグマの姿は、まさに大迫力!

写真:札幌市円山動物園

巨大な体を前脚だけを使いながら、縦横無尽にすいすいと泳ぎ回ります。太陽の陽が当たるとキラキラと輝く毛をなびかせ、時には勢いよくプールにダイブ!見ているお客さんを飽きさせることなく、豪快な姿で楽しませてくれます。

写真:まきの つぐみ

ホッキョクグマがトンネルの上部に来たら、シャッターチャンス! トンネルの上に座ったり、トンネルの上をトコトコと歩いたりと、猛獣らしからぬ姿を見せてくれます。
陸上最大の肉食獣ともよばれる大きな体を持っていますが、可愛らしい肉球やお尻はチャームポイントでもあるんですよ。ぜひ注目してみてください!

狩りの本能が呼び覚まされる!?クマとアザラシが急接近!!

写真:まきの つぐみ

写真は、アザラシプールが見下ろせる屋外展示スペースからの風景です。水中トンネルを通るお客さんの奥をよく見ると、アザラシプールの奥に仕切りがあり、そのさらに奥にはホッキョクグマが泳いでいる姿が見えます。一見、ホッキョクグマとアザラシを一緒に展示しているように見えますが、実はこの水中トンネル、アザラシのプールと隣り合った構造になっているのです。
水中トンネル側からホッキョクグマを観察していると、奥のプールでアザラシが泳ぐ姿を見ることができます。時には、ホッキョクグマがアザラシの方を向いてドン!ドン!とアタックする様子も見られるかもしれません。

写真:まきの つぐみ

野生のホッキョクグマにとって、アザラシは捕食対象。つまり、ホッキョクグマがアザラシのプールに向かって追いかける行動というのは、餌を狙っている姿であるといえるでしょう。
分厚いガラスの仕切りがあるため、アザラシも自分が攻撃されることはないとわかっているので悠々と泳いでいます。しかしながら、ホッキョクグマは本能でついつい追いかけてしまうようです。

もっと見たい!学びたい!楽しみたい!そんなあなたへのアドバイス

写真:まきの つぐみ

ホッキョクグマは地球温暖化の影響を受けて、暮らす場所が徐々に減ってしまい、ついには絶滅危惧種に指定されるまでに個体数が減ってしまいました。館内には野生のホッキョクグマの生態や、直面している環境問題、北極圏の生態系について、わかりやすく解説したパネルも多数展示してあります。

写真:まきの つぐみ

円山動物園を年2回以上訪れるのであれば、年間パスポート(高校生以上/1000円)がおすすめ。通年販売されており、2回の来園で元が取れてしまう上、オフィシャルショップやレストランなどで割引を受けることもできます。2018年3月から発売されている年間パスポートは、ホッキョクグマのお父さん「デナリ」をあしらったデザインです。

写真:まきの つぐみ

今回ご紹介したホッキョクグマ館以外にも、おすすめの展示施設がたくさんあります。愛嬌たっぷりのレッサーパンダをすぐ近くで観察できる「わくわくアジアゾーン・高山館」や、北海道に棲息するエゾモモンガやエゾユキウサギが見られる「ドサンコの森」など、動物たちに間近で会えますよ。
2018年秋頃には、新たにゾウ舎が完成予定。4頭のアジアゾウが来園します。まだまだ進化を続ける円山動物園から、目が離せません!

円山動物園の基本情報

住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-1
電話番号:011-621-1426
アクセス:
車/札幌市営地下鉄南北線「さっぽろ駅」より約15分
地下鉄/札幌市営地下鉄東西線「円山公園駅」下車、徒歩約15分
バス/JRバス動物園線 動物園前駅下車すぐ
開園時間:9時30分〜16時30分(3〜10月)、9時30分〜16時(11〜2月)
※最終入園は閉園30分前まで
休園日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)、年末ほか(必ず公式カレンダーをご確認ください)
※2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
札幌市円山動物園
http://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
まきの つぐみ

提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

オリコントピックス