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食べた後の「桃の種」家でも育つ?7ヵ月間の検証動画に「努力がすごい…」「勉強になります!」
漢方薬にも使われる「桃の種」、発芽まで7ヵ月間かかった理由とは…?
「桃を食べたあとに目にする“種”は種殻という外側の殻で、その中に本当の種(種子)があります。桃の種子は『桃仁(とうにん)』と言って、漢方薬としても使用されているんですよ」
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食べたあとに残る「桃の種」を割ると…写真提供@bloomingscape
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中に本当の「種」が!!写真提供@bloomingscape
「発芽は可能ですが、硬い殻のままだと、水分や酸素など発芽に必要なものが届きにくくなり、発芽に時間がかかるので、今回は殻から種子を取り出して発芽検証を行いました」
――殻から種子を取り出す際に「手で触らないのがポイント」とのことでした。
「もちろん種子を手で触っても発芽することもあるのですが、雑菌などが繁殖しカビの原因になってしまうこともあります。実は前年にも『桃の種』の発芽に挑戦したのですが、発芽させることができず、種子が溶けてしまいました。今回はできるだけリスクを避けるため、アルコール除菌したハサミを使用し種子を取り出しました」
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溶けて発芽しなかった種。今年は…写真提供@bloomingscape
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無事に発芽!写真提供@bloomingscape
「桃の種は、冬の低温を経験することで発芽しやすくなります。低温処理は通常は2〜3ヵ月程度が目安とされていますが、今回は『あかつき』という品種の桃が欲しかったので、その桃が手に入ったのが、8月下旬頃でした。そこから種を取り出し、冷蔵庫に入れたのですが、寒い冬の時期に冷蔵庫から出しても、なかなか発芽できないため気温があがってくる時期を待ちました。その結果、8月下旬〜2月下旬までの6ヵ月、休眠させることになりました」
――今回は発芽しやすい時期を待っていたため6ヵ月の期間がありましたが、通常でも発芽までに2〜3ヵ月かかるんですね。6ヵ月の冷蔵後、さらに1ヵ月間室内で放置し、7ヵ月目にしてやっと発芽した「桃の芽」。現在どのような状況でしょうか?
「まだ、かわいい芽の感じですが、このYouTubeのコメントの中に、『種から育てた桃が、3年ほど経過した現在、実をつけている』とのコメントをいただき、本当に桃栗3年なんだなあと感動いたしました。今後の成長をゆっくりと見守りたいと思います」
※本動画は育成を楽しむためのもので、育成権者無し(一般)の『あかつき』を使用しています
【動画】食べた後の桃の種、7ヵ月後にどうなった?
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